【小清水町】 ここ最近、オホーツクの各土産物売場でよく目にする大きな「ほ」の字。何のことなのかわからないがとにかく目について仕方がない。あまりのインパクトについ手にとってみたくなる不思議なパッケージ。それは、「ほがじゃ」という2013年7月に発売されたばかりの、新商品にして大注目を浴びているオホーツクを代表する銘菓なのだ。
どこにでもあるようなふつうのせんべいなんだろうな……と思ったら大間違い。一口食べたとたんオホーツクの味が一気に広がるこの旨さにわたしは一瞬で虜になってしまったほど。これは、「でんぷんだんご」でギネス記録を誇る小清水町で穫れたじゃがいものデンプンやビートを使い、オホーツク海のホタテ、北見市のたまねぎなど、地元自慢の味覚をふんだんに詰め込み小清水町にて作られている”道東愛のかたまり”。地元のものを地元の温もりいっぱいで作り上げているからこそ、どこへ出しても恥じないくらいにおいしくて、一度食べるとリピート確実。やめられない!
「ほがじゃ」の名前の由来は、海と山の恵みを表す「浦(ほ)」「圃(ほ)」、土地の恵みの「迓(が)」と祝いの意の「賀(が)」、そしてじゃがいもの「じゃ」というように、この1枚にオホーツクの大地の恵みがぎっしり凝縮されているということがネーミングからもわかるよね。
ぴりりとした刺激の唐辛子がアクセントとなっていて、お父さんの酒のつまみにはもってこいなだけでなく、もちろんわたしたちの小腹のお供にも最適で、歯ごたえが良く噛めば噛むほどそれぞれの味が湧き出てくるので、子供たちにも大喜びされている。今では「道東のお土産といったらコレ!」という人も増えていて、何より地元・小清水町民にはかなりの支持を得ている模様。地元人が愛する道東の魅力、もっと色んな地方の人に知ってもらいたい。
「ほがじゃ」は、道東だけに限らず、道内各空港の売店でも入手可能。インターネット販売も始まり、道外各地さまざまな人たちが購入できるようになったのでこの機会にぜひ購入の検討もしていただきたい。
オホーツクだけでなくこれから「北海道の味」としての知名度を日に日に高めている真っ最中。もちろんオホーツク代表わたくし美裡紫も、「ほがじゃ」大好き!応援しています!
……そして、「ほがじゃ」の魅力はこれだけではなかったのです。なんと小清水町に構えるほがじゃの生産場所「ほがじゃ小清水北陽工場」へ行って参りました!後編ではこの北陽工場さんについてご紹介します。