【網走市】 今やゆるキャラブームで北海道も各所でゆるキャラがあたりまえな時代。北海道にもテレビ父さん、メロン熊、まんべくん、べに子とたら丸、個人的には函館市非公認キャラクター・てるひこなんかもお気に入りで、紋別市ではご当地怪獣モンベモンなるあえて「キャラ」ではなく「怪獣」と称したものまでもが登場。どこか目を惹く特徴があるただふつうのキャラクターとは違うゆるキャラたちが多いなか、網走市にはとってもかわいいキャラクターがいるのはご存知だろうか。
網走市では昨秋、架空のストーリーから連想する「網走を守るキャラクター」を条件に公募。約300もの応募作品のなかから、同年11月には市内在住のイラストレーター渡邊さん作、その名も「ニポネ」をご当地キャラクターとして選定。
ニポネは、アイヌ民族が木彫りで作成するニポポと冬のオホーツク海の流氷下に出現するクリオネを主体としたキャラクターとなっており(ネーミングはニポポの「ニポ」とクリオネの「ネ」をドッキングさせたもの)、網走を守るが如くヒーローには欠かせないマントをはおり、そのマントを結ぶブローチとして原生花園で有名なはまなすの花が描かれている。色味はピンク、くりっと大きく輝いた瞳ととてもキュートな表情が特に幼い女の子には人気で、今ではきぐるみがイベント現場で活躍し、登場するやいなや子供達に囲まれ体をなでなでされている情景をよく目にするほどの人気ぶり。市内で張り出されるポスターに描かれたり、行事参加賞品としてのグッズとなったり、網走土産にもできそうなお菓子のパッケージにもなっているくらい市内での目撃は徐々に増えつつある。
まだまだ出たての新人なので知名度は低め。このかわいらしいキャラクター・ニポネをどうぞよろしく!