【北見市】 オホーツクの桜の開花は遅い。特に今年2013年は例年にない遅れをとっているなか長い長い冬がやっと終わりいよいよシーズン到来!道東の桜の名所・上ところ金刀比羅山(ことひらやま)でもようやく見頃を迎えました。
登りきったところに神社のある金刀比羅山は「さくら公園」とも呼ばれるように、山全体にエゾヤマザクラの木がたくさん。境内へ続く石段は満開時に行けばさくらのトンネルとなるのが美しく、時折吹く風に吹かれて花びらが舞ったり、香りがそよいでくるのがまた心地が良いものだ。この日(5月26日)はとても良い天気で、カメラを持った見物者やお花見を楽しむ外国人の方々もおり、ゆったりのんびり桜を楽しめるスポットでもある。
わんさか咲く桜たちを大きな景色で撮影するのも良いが、わたしは個人的に寄せて撮るのが好み。ここの桜は花ひとつひとつが美しく、色味もなかなかきれいなのでついおしべめしべの細かさまで撮りたくなってしまうのだ。
実はこの金刀比羅山、桜だけではなく、夏には蛍が楽しめる「ほたるの里」としても有名。清流できらきら光る蛍を楽しむこともできるので、春だけでなく真夏の夜にもぜひ足を運んでいただきたい。