創立100周年を迎える北洋銀行と結びつきの強い道内主要都市の話題をお伝えする100周年連載。今回は帯広市からお届けします。
食糧自給率が1100%とも言われる食の大地・十勝。今年7回目を迎える「とかちマルシェ」は、毎年秋に3日間だけ出現する「FOOD VALLEY TOWN」でJR帯広駅周辺が美味しく楽しい街に変身します。食と音楽をテーマに9月1日(金)~3日(日)まで開催(入場無料、雨天決行)。約8万人が訪れる人気イベントの魅力をご紹介しましょう。
始まりは観光客へのおもてなし?
「とかちマルシェ」が始まったのは、2011年。帯広商工会議所の創立90周年を記念したイベントとして「十勝の玄関口で、十勝の素晴らしさを味覚でも感じてもらいたい」と、観光やビジネスで帯広を訪れる人へのおもてなしの意味も込めて企画・開催されました。帯広を訪れた観光客はもちろん、地元の人たちからも「十勝の美味しいものを楽しめる」と好評で、初年度はおよそ12,000人が、十勝の味覚をジャズライブなどのステージイベントや体験イベントとともに楽しみました。
それから7年、今や8万人が訪れる大イベントへと成長。2011年当初は約30だった出店数も、今年はおよそ130店とパワーアップ! たくさんの美味しい笑顔が会場を彩ることでしょう。
「とかちマルシェ 2017」はここがスゴイ!
これまでもJR帯広駅を中心に行われていましたが、今年はさらにスペースを拡大して開催され、なんと約130店が軒を連ねます。
帯広駅の北側には食と音楽の「ダイニングカフェエリア」、地場産の野菜や地元農家の加工品を販売する「こだわりの食材エリア」、そして、十勝産の素材にこだわって作られたパン、スイーツ、チーズや乳製品が並ぶ「Myとかち地産地消エリア」の3つのエリアが大々的に展開されます。また、夜はキャンドルの灯る会場で十勝のグルメをお酒とともに楽しめる「ナイトマルシェ」も開催され、昼とはまた違う楽しみがあります。
▼ホテルのシェフ自慢のメニューや有名飲食店も参加する「ダイニングカフェエリア」
▼オリジナリティあふれる十勝の味覚に出会える「Myとかち地産地消エリア」
帯広駅の南側には、地元の高校、専門学校、大学の学生たちがあみだしたメニューが登場する「グルメキャンパス」、十勝管内の飲食店などが提供するメニューが味わえる「グルメ&フードエリア」、移動販売車が集まる「キッチンカーストリート」が展開され、十勝の美味しさを多彩に楽しむことができます。
しかも、飲食のメニューはすべて500円以下! 家族や仲間と何種ものメニューを堪能しシェアするのもおすすめです。
▼チーズ工房が多いのも十勝の特徴。ラクレットなどさまざまなチーズ料理も楽しんで
見逃せないイベントやわくわくするような体験イベントも
様々なエリアを食べ歩くのも楽しいのですが、イベントも忘れてはなりません。全国の高校生を対象とした料理コンテスト「とかちマルシェ料理甲子園」は、昨年に引き続き開催。ゲスト審査員に、料理研究家のきじまりゅうた氏とヤミー氏を迎え、「十勝産食材を使用した家庭で作れるアイデア料理」をテーマにNo.1料理を決定します。
会場内の「グルメキャンパス」では、昨年の優勝校・帯広農業高校生考案のメニュー、「トカピヂミ」が限定販売されますので、ぜひ味わってみてくださいね。
「食の体験エリア」では、十勝の小麦を使ったピザ作り体験や、デコスイーツ体験ができ、五感で十勝の食をじっくり味わうことができます。
食だけではありません! 道内各地のアーティストが集結する「音楽フェスタ」が北側広場のステージで行われるほか、南側広場のステージではダンスなどのパフォーマンスも繰り広げられます。
▼十勝の秋空を音楽が彩る「音楽フェスタ」
行き方いろいろ、会場へのアクセスもチェック!
「とかちマルシェ」の会場へは、開催期間中20分おきに運行している無料シャトルバスでお越しください。マイカーの方は、帯広競馬場南側の駐車場を利用できます。帯広市役所南側駐車場も開放されているほか、帯広市営駐車場を利用の方には、30分の無料駐車券を発行。各駐車場を上手に利用しながら、「とかちマルシェ」を存分に楽しみましょう!(※いずれの利用も9月2日(土)3日(日)のみ)
期間:2017年9月1日(金)~3日(日)
会場:JR帯広駅周辺(帯広駅北口・南口広場、とかちプラザ・南公園)
1日(金)午後5時~午後9時(駅北口の飲食ブース・ドリンクコーナーのみ開催)
2日(土)午前10時~午後9時(駅北口の飲食ブース・ドリンクコーナー以外は午後6時で終了)
3日(日)午前10時~午後4時
お問い合わせ:とかちマルシェ推進協議会(0155-25-7121)
公式サイト
Facebookページ
(※写真提供:とかちマルシェ推進協議会)