ルスツリゾートに「ひつじひろば」が誕生!シープドッグショーも

後志管内留寿都村のルスツリゾート(運営:加森観光株式会社、本社:札幌市中央区)では、羊たちを放牧する新しいエリア「ひつじひろば」をオープンさせます。9月以降は牧羊犬によるシープドッグショーも開催予定です。

道内でも珍しいテクセル種など約650頭を飼育

ルスツリゾートの直営農場「ルスツファーム」では、2011年から羊の飼育をはじめました。当時道内では2箇所のみで飼育されていた希少種、テクセル種メス25頭・オス1頭にはじまり、翌年にはサフォーク種メス10頭・オス1頭を導入しました。

テクセル種は小柄で顔が白い特徴があります。一方、サフォーク種は大型で顔が黒いのが特徴です。

現在は約650頭を飼育するという放牧場「ひつじ牧場」。ルスツリゾートのホテルや遊園地から少し離れた、スキー場イーストMt.麓近くの自然豊かな環境で羊たちは生活しています。

羊肉は施設内のバーベキューで提供するほか、2015年以降は本場ドイツで学んだソーセージ専門店「ブロインリンゲン」(札幌市)で燻製加工を施したソーセージなどとしても販売しています。肉質で言えば、テクセル種はまろやかな甘みを含んだ脂身の美味しさがウリで、サフォーク種は羊らしいコクがある高級品種です。

また、羊毛は毛糸や小物などに加工し、オリジナルブランド「Rusutsu Wool」として販売しています。

ルスツリゾートで羊たちに会える!

ルスツリゾートでは、ルスツファーム「ひつじ牧場」で飼育する羊たちの一部をホテルエリアにお引越し。2020年7月23日(木)から10月18日(日)の期間限定で、無料で観覧することができます(ルスツリゾート内への入場は宿泊または遊園地入園券が必要)。

ひつじの放牧エリアで見られるのは、ルスツファームで飼育しているテクセル種とサフォーク種、およびそのかけ合わせであるハイブリッドの羊たち。

9月19日(土)から10月18日までの土日祝は、牧羊犬によるシープドッグショーも1日2回(10時半~、14時半~各15分程度)開催予定。オーストラリアから来た2頭の牧羊犬が羊たちを誘導する様子を見学することができます。ちなみに2頭の牧羊犬は、ボーダーコリーの「ファーギー」、オーストラリアンケルピーの「ルーシー」。

羊だけではありません。「ポニーふれあいコーナー」には4頭のポニーがいて、一皿100円(数量限定)で餌やり体験もできます。

限定カフェメニューも

ルスツファームのキッチンカーCAFÉ & SHOPでは、ひつじひろば限定のカフェメニューを提供。ウッドデッキの座席でいただくことができるようになります。

羊肉ソーセージ、犬型のパンがかわいい わんわんホットドッグ、羊のクッキーをトッピングした北海道ミルク使用のソフトクリーム「ひつじのもこもこソフト」、コーヒーやアロニアソーダ、ルスツオリジナルビール「Rusutsu Love Beer」等のドリンクメニューがあります。営業時間は10時~15時半(L.O.)、雨天中止です。