【岩見沢市・秩父別町・羽幌町】
北海道の夏はバラもきれいです。代表的なバラ園としては、岩見沢市「いわみざわ公園バラ園」、秩父別町「ローズガーデンちっぷべつ」、羽幌町「はぼろバラ園」がありますが、ほかにも小規模ながらバラの美しい庭園が点在しています。皆さんはどのバラ園がお好きですか?
国内有数のバラ園! 岩見沢市「いわみざわ公園バラ園」
カントリーサインもバラに変更し、バラの街づくりを進める岩見沢市。その、いわみざわ公園にあるバラ園は、4万平方メートルのほぼ平坦な敷地内にバラとハマナス合計して630種8800株を植栽する、国内屈指のバラ園です。毎年7月上旬から8月にかけて見頃を迎えます。
2013年7月にリニューアルを果たし、以前にも増して魅力あふれるバラ園に生まれ変わりました。岩見沢オリジナル品種「スカーレット・イワミザワ」が見られるのもここだけです。
展望台からの見晴らしも素晴らしい! 秩父別町「ローズガーデンちっぷべつ」
同じく空知管内の秩父別町では、ローズガーデンちっぷべつが有名です。1999年7月にオープン。ここには、3千平方メートル(全体で5.4ヘクタール)の敷地に約300種3000株のバラが咲き誇ります。毎年7月上旬から8月にかけてが見頃です。
丘の斜面を利用して造成されたローズガーデンで、水流や修景池とともに楽しめる涼しげな感じが魅力です。また、カロスの丘展望台に上ると秩父別の田園地帯と街並みが一望できるため、景観の良いバラ園です。
日本最北のバラ園にはチャペルも! 羽幌町「はぼろバラ園」
留萌管内羽幌町では、道の駅「ほっとはぼろ」裏手にある、はぼろバラ園でバラを見られます。1998年にオープンしており、実はここが日本最北のバラ園です。
それほど広くはありませんが、約300種2000株のバラが、水流が整備されたなだらかな丘「せせらぎの丘」に咲き誇ります。毎年7月上旬から8月にかけてが見頃。愛の鐘がつけられており、ホワイトカラーのチャペルでは結婚セレモニーを開催することもできます。
札幌市内にも素敵なバラ園がある!
ここまで北海道の3つの代表的なバラ園を取り上げましたが、北方系のバラを植栽しているバラ園が目立ちます。本州にはないバラで、北海道内でもあまり見られない珍しいバラの品種が見られることもあります。概ね6~7月に開園し、9~10月まで見られるバラ園がほとんどです。
上記のほかにもバラが見られるスポットがいくつかあり、札幌市内では、約200種類以上が咲き誇る白い恋人パーク内のローズガーデンがきれいです。英国風のガーデンで、噴水、ガリバーハウスとともに、また、白い恋人パークのチュダーハウスをバックに、中世ヨーロッパ風の写真を撮ることができるのも魅力です。
札幌市内ではほかに、大通公園、雪印種苗バラ見本園、北大植物園があり、由仁町ゆにガーデン、恵庭市えこりん村の銀河庭園でもバラを見ることができます。あなたのお気に入りのバラ園を見つけてみてはいかがでしょうか。