【蘭越町】 蘭越町昆布駅の昆布川温泉郷の一角に「幽泉閣(ゆうせんかく)」がある。ここは、お肌がすべすべすることから美人湯温泉とも呼ばれ、古くから女性の人気を得ている。そんな温泉施設には無料足湯があり、無料で温まることができるので女性には特にオススメだ。
大きな地図で見る
幽泉閣の歴史は、蘭越町でも古く、1958年にさかのぼる。奥深い温泉地であるという意味合いから命名され、現在の場所とは異なるが、早くから美人湯温泉と言われてきたという。施設の老朽化に伴って現在地に町営「蘭越町交流促進センター幽泉閣」として新築移転したのが1998年8月のこと。アルカリ性で、源泉は旧館時代と変わらないので、今でも美人湯温泉と言えるだろう。長く地元の人たちに愛されており、年配の人たちの利用も目立つ。
そんな美人湯温泉を気軽に楽しめるのが、隣接する「美人温泉無料足湯」。2004年8月に東屋を再利用して造られた。JR函館本線の横で、時折列車が通る程度という静かな環境の中で、花畑に囲まれ、ゆっくりと足湯を楽しむことができる。お湯は源泉かけ流しで、ぬるっとつるっと感があり、少し茶色っぽいものの透明感のあるお湯である。亀が乗った湯口は愛嬌。
利用時間は8:00~19:00。なお、この無料足湯、冬季は閉鎖されるので5月からの夏季限定利用だが、アクセスも比較的良いので、ドライブついでに寄ってみてはいかが。タオルはお忘れなく(幽泉閣館内で販売もあり)。