ボート乗り場でしか買えない!七飯町産りんご果汁入り「大沼サイダー」

いつの頃からか、ご当地サイダーやご当地ラムネといった言葉をよく耳にするようになりました。今や全国各地で、味やラベルに工夫を凝らしたサイダー、ラムネなどが作られていて、人気を集めています。もちろん、北海道でもご当地サイダー、ご当地ラムネはいくつか存在します。今回はその中から「大沼サイダー」をご紹介しましょう。

ボート乗り場でしか買えない、まさにご当地サイダー

大沼サイダーが購入できるのは、果たしてどこなのか? その答えは、ただひとつ。亀田郡七飯町字大沼町にある、大沼公園広場内ボート乗り場です。そう、なんとそこのボート乗り場でしか購入できないというレア感が、ますます購買意欲をそそるではありませんか。

▼ここが大沼公園広場にあるボート乗り場

大沼サイダーと書かれたのぼりに引き寄せられるようにボート乗り場へ行き、さっそく買ってみました。見た目には、まったく奇をてらったところのない、至ってシンプルなデザインのサイダーです。

▼大沼サイダー 150円

よくよくラベルを見ると「北海道七飯町産りんご」そして「果汁2%」の文字が。いざ、飲んでみると……。

▼240mlで飲みきりサイズなのもいい!

確かに、ほのかにりんごの味がします。サイダーの味を邪魔しない程度の、控えめなりんご風味が何とも絶妙です。しっかりと炭酸も利いていて、これは老若男女、誰にでもおすすめできるおいしさと言っていいでしょう。

去年より、さらに進化した!?

この大沼サイダーの販売元は、大沼合同遊船株式会社。実は去年1年間だけ、国内では北海道だけで栽培されているビート(甜菜)を使った北海道ビートサイダー「セピアのしげき」を販売していました。

▼去年販売された「セピアのしげき」

ビートから作られた砂糖と支笏湖水系のミネラルウォーターを使用し、昔ながらの製法で昔ながらの味を再現したところ、これが大ヒット。そこで、今年はビートサイダーのいいところと、七飯町産りんごのいいところを合体させたサイダーを作ろう、となったわけです。開発のためにりんご農園と何度もミーティングを重ね、半年ほどかけた試行錯誤の末、今年(2017年)5月10日にようやく発売にこぎつけました。

▼ボート乗り場のスタッフも自信を持っておすすめ

りんごの甘味とほどほどの酸味がバランスの良い津軽ふじを使用するなど、りんごには徹底してこだわり抜いた大沼サイダー。この絶妙なりんご加減は、開発時のこうしたこだわりによって生まれていたのです。

去年のビートサイダーは飲んだことがあるという人も、きっと納得の味。七飯町を訪れる際には、大沼サイダー片手にボートに乗ってみては?

大沼合同遊船株式会社
所在地:北海道亀田郡七飯町字大沼町1023-1
電話:0138-67-2229
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