あの幸福駅は2つある?! 帯広駅にあるミニ幸福駅を見に行こう

【帯広市】 帯広市南部に位置する旧広尾線・幸福駅。「愛の国から幸福へ」で約40年前に全国的ブームとなり、廃線となった今も十勝を代表する観光地として連日多くの観光客が訪れる。2013年11月16日には木造待合所が解体・新築され注目を集めた。

そんな幸福駅が、帯広郊外に行かなくても、帯広中心部でも見れるという。とはいっても、実寸大ではなくミニチュア版なのだが……。

▼改築前の本物の幸福駅

帯広駅エスタ東館にあるミニ幸福駅

ミニ幸福駅があるのは、JR帯広駅内のエスタ東館2階のとかち観光物産センター。駅東コンコースから駅改札とは逆方向のエスカレーターで2階にのぼるとすぐの場所に、とかち観光物産センターがあり、その正面に小さな幸福駅がある。

▼帯広駅

▼とかち観光物産センター正面に発見

ミニ幸福駅は、身長より少し大きい約2mの高さ。木製で本物の幸福駅をそのまま小さくした感じだが、入口は小さく、裏側の出口がないため、通り抜けることはできない。奥行きも1mほどしかなく、窓もない。ミニ駅の前には、駅名板が置かれている。

ミニ幸福駅はもともと2011年10月に十勝の観光PRのため東京へ出張。その後、同年末にこの場所に設置した。登場以来、巨大切符を装飾したり、香川県高松市との交流を記念した庵治石製の切符を販売したり、名刺を貼り付けることができるようにしたりしてきた。

▼土産用に切符をラベルにした「駅名ミント」を250円で販売

本物の幸福駅のほうがいいに決まっている(?)が、気になった方はミニ幸福駅のほうも行ってみてはいかが。