札幌のモデル5人(由樹美来、石川まゆ、安藤麻実、えり、ゆきな)が北海道ブランドメロン食べ比べリポートをしてくれました。北海道にはたくさんのメロンがあり、それぞれに味や香りに特徴があります。
夕張メロンに代表されるように、北海道内ではたくさんのブランドメロンが育てられています。青肉もあれば赤肉もあります。場所も様々ですが、主に道央圏で栽培されていることが多いようで、石狩、後志、胆振、空知、上川、東は弟子屈町、北は遠別町まで各地にあります。
今回、道内からできるだけのメロンを一堂に集め、食べ比べ試食会を行いました。今回ご紹介したのは7ブランド8種類。夕張メロン(夕張市)、ほべつメロン(むかわ町)、アサヒメロン(安平町)、ふらのやまべメロン(富良野市)、らいでんメロン(共和町)、月雫(月形町)、暑寒メロン(雨竜町)。
[MOVIE] 道内ブランドメロン食べ比べリポート
空知管内雨竜町特産のメロン「暑寒メロン」です。暑寒別天売焼尻国定公園雨竜沼湿原がある雨竜町であることから、暑寒の名を冠してつけられました。果肉は青肉で、赤肉より糖度は2~3度高めです。1玉は1.5kg程度で、やはり糖度が高いため甘く、すっきり爽やかで、みずみずしいのが特徴です。
後志管内共和町で生産されるメロン。らいでんスイカで有名ですが、メロンもおいしいのです。赤肉3品種(らいでんレッド113、らいでんルピアレッド、らいでんレッド01)と青肉1品種(らいでんクラウン)がありますが、今回ご紹介しているのは、最も早く出荷される赤肉の「らいでんルピアレッド」です。甘み、柔らかさ、香りをお楽しみください。
富良野市で生産されるのが、有名な「ふらのメロン」なのですが、今回ご紹介するのは富良野市山部地区で生産される「やまべメロン・太陽の王様キングルビー」です。富良野は盆地ですが、山部地区も寒暖の差が大きく、土壌もメロン栽培に適しており、肉厚、甘さ、みずみずしさ、食感などが優れています。平均糖度は16度という甘い高品質メロンです。
言わずと知れた1961年生まれの夕張市の夕張メロン。説明するまでもないが、厳しい審査を経て出荷されることになっています。今回は夕張メロンのランク「良」「優」の2種類を試食。肉厚でとける感じ、慣れ親しんだおいしさと香りが特徴ですが、「良」より「優」は色が濃く、甘みが強いという印象があります。
月形町特産メロン「月雫(つきのしずく)」。赤肉メロンの「北の女王」と青肉メロン「月雫」の二種類がありますが、今回は青肉の「月雫」をご紹介します。まずは名前が素敵、そして上質・上品な甘さで、さわやかで食べやすいというのが率直な感想です。試食会では最も人気が高かった品種の一つです。
胆振管内安平町追分地区特産の赤肉メロン。一部では夕張メロンをもしのぐと言われる人気ぶりを誇っています。糖度16度の甘さですが、すっきりしており、しつこい甘さではありません。身崩れしないと言うのも特徴の一つで、歯ごたえがあります。
胆振管内むかわ町穂別地区で1972年以来生産出荷されているメロン。夕張から旧穂別町に移住した小林勇氏が、夕張産メロンより糖度の高いメロンの試作に成功し出荷を始めたようです。キング系赤肉のI.Kメロンで、太玉で肉厚なのに柔らかく、甘みが残る感じを楽しめるメロンです。
各地にいろんなおいしいメロンがあることを知って驚いた皆さん。全部おいしいメロンですが、慣れ親しんだ赤肉はやはり落ち着く一方で、青肉もおいしく常識が覆されたと語ってくれました。是非皆さんも、夕張メロンだけじゃなく、各地のおいしいメロンをご堪能ください。
協力:スタジオシンク/出演:由樹美来・石川まゆ・まみ・えり・ゆきな/撮影:PNG Office/企画:PNG Office/BGM:ROBIN・ASOBEAT・TAM