「ユリの花」が満開に! お盆時期に楽しむ真狩村の花ユリスポット3選

真狩村というと「ユリ根」で有名ですね。
ユリ根に関しては以前弊誌でも記事にしていて、その中に真狩村の事も書かれています。

食用ユリ根があまりにも有名で、花ユリに関してはあまり話をききませんが、実は花ユリの栽培、出荷も多く、お盆の時期ともなると街中で綺麗なユリの花を見る事ができます。
真狩村では、もともと食用のユリ根を栽培する農家ばかりでしたが、切り花の需要が増え始めた頃、同じユリ根繋がりということもあり、花ユリの球根栽培を始める農家が現れ、その後、球根だけではなくユリの花そのものを栽培するようになっていったようです。現在主に栽培されているのは食用のユリ根「白銀」です。(上の写真)

今回は、真狩村で花ユリを楽しめる場所を3か所ご紹介します。

世界のユリ園

まっかり温泉のすぐ側にある小さな公園で、同温泉が管理するコテージからも眺めることができます。
色とりどりの花ユリが植えてあり、お盆の時期には羊蹄山を背景に一斉に咲きます。





▼世界のユリ園
北海道虻田郡真狩村緑岡174-3
[MAP]

フラワーロード、フラワーパーキング

道道66号線、留寿都村境までの道路沿いに約1kmに渡って花ユリが植えられたフラワーロード。
真狩村の村づくり研究会と有志が毎年、約4万球の球根を植えて管理しています。
道路沿いに綺麗に咲く花ユリの列は、走る車の中から見るからこそ、流れる景色の中に映えて見ごたえがあります。
もっと近くでじっくり見たい、写真を撮りたいと言う方には、フラワーロードの途中にある、フラワーパーキングがオススメです。





▼フラワーパーキング
北海道虻田郡真狩村字光176
[MAP]

藤本農園 直売所

フラワーロードの留寿都側に、花ユリの直売所があります。
花ユリの栽培をしている農園の直売所ですので、その日に摘まれた花ユリを買う事ができますし、品種もカサブランカ等の定番から、初めて聞くようなものまで種類も多く、お盆の時期は多くの人が絶え間なく訪れています。

日によって直売所に並ぶ品種が変わりますので、特定の花ユリを狙うとなると毎日通うか、運が必要になります。
この直売所では7月中は花ユリの球根、8月~9月中旬までは花ユリ、その後はジャガイモ、カボチャなどの農産物の販売をしていますので、季節を通して寄ってみたい場所ですね。

▼藤本農園
北海道虻田郡真狩村光245-2
[MAP]

ユリ根の加工食品とユリの花、「花よりダンゴ」ならぬ「花もダンゴも」両方楽しめますね。
現在、若い方の多くが本物のユリの花を見た事がないと聞きました。
旅行などで近くへ行った際には、是非立ち寄って見てください。
花ユリの大きさ、発色、香り、本物の迫力に圧倒されると思いますよ。