(提供:ウェルカム道東道!!オールくしろ魅力発信協議会)
釧路地方の冬は、降雪量が道内でも比較的少ないので、ストレスが少なく車で移動できるのが魅力です。冬は晴れる日も多いので、厳しくも美しい自然景観を楽しむにはベストな環境が整っています。
そんな冬のドライブで便利なのが自動車専用道路です。道東自動車道は阿寒ICまで開通しており、しかも本別IC以東は通行無料! 札幌から釧路へのアクセスがとても快適になりました。
さらに、釧路外環状道路(通行無料)は釧路東IC―釧路別保IC間が2018年度(平成30年度)に開通する予定です。釧路市内も、より便利に、よりスピーディーにドライブが楽しめるようになるのです。
北海道ファンマガジンでは、1月と2月の2回に分けて、冬のドライブで行っておきたい釧路管内8市町村の見どころを提案します。第1回の今回は、釧路町、標茶町、厚岸町、浜中町の温泉地やお食事スポットをご紹介します!
「ロ・バザール」で仙鳳趾産カキフライ定食に舌鼓(釧路町)
釧路の「ロ」や地元ローカルの「ロ」を冠し、市場を意味する「バザール」を付けた「ロ・バザール」。2013年5月にオープンした釧路町地産地消センターで、地元産食材を使った料理を提供するレストラン棟、地元の商品を販売するアンテナショップとしての役割を持つ物販棟で構成されています。
▼レストラン棟
レストラン棟の目玉は、やはり地元 仙鳳趾(せんぽうし)産カキ。牡蠣天丼、カキを使ったパスタであるカキボナーラ、牡蠣醤油ラーメン、牡蠣天そばなどがあり、どれも気になります! メニューは料理長が考案しているそうですが、お客さんからの要望でカキメニューが増えていったといいます。地方から、牡蠣天丼や蒸し牡蠣(2個入り)を求めてやってくる人もいるほどです。
一番の人気は、オープン時からある「仙鳳趾 牡蠣フライ定食」。プリプリの仙鳳趾産カキの旨みをサクサクの衣に閉じ込めたカキフライが4つ、カキの貝殻に乗って登場します。ご飯、味噌汁、サラダなどが付いているので、お腹いっぱいになること間違いなしです!
▼カキフライが4つも! 仙鳳趾 牡蠣フライ定食(税込1,000円)
釧路町といえば、昆布森産の昆布も特産品です。隣接する物販棟では、伝統製法で天日干しした昆布を使ったオリジナル調味料「昆活(こんかつ)」シリーズがおすすめです。人気No.1は「昆活わいん醤油」。白ワインの有機酸が昆布の旨味成分を引き出すため、お刺身はもちろん、卵かけご飯に使っても美味しいのだそう。お土産に買って“コンカツ”してみてはいかが?
▼釧路町の魚介類や加工品を販売する物販棟
▼どれも気になる昆活(こんかつ)シリーズ
所在地:釧路郡釧路町字別保原野南24線78番6(別保公園内)
電話:0154-62-2216(物販棟)0154-62-3001(レストラン棟)
営業時間:レストラン棟 11時~17時、4~11月は10時半~18時(ラストオーダーは閉店30分前まで)、物販棟 9時~18時
シラルトロ湖を眺めながら露天風呂!「憩の家かや沼」(標茶町)
釧路湿原国立公園で唯一の天然温泉とされるのがここ、標茶町の茅沼温泉「憩の家かや沼」です。泉質はナトリウム-塩化物温泉で、毎分450リットルを湧出。循環使用や再湯沸かしをしない源泉100%かけ流しで、清潔なので飲泉も可能です。
男女ともに4つの浴槽があります。40~42℃でちょうどよい温度の岩風呂、源泉そのままで45~46℃と熱めの源泉の湯、中間の温度の癒やしの湯、そしてシラルトロ湖を望むロケーションが魅力の露天風呂で、そのほか打たせ湯があります。
▼シラルトロ湖を望む露天風呂
館内にはタンチョウの写真パネルがいくつも見られます。どうして?と聞くと、釧路湿原国立公園内であることや、冬に給餌を行っていることから、タンチョウが飛来することがあるのだそう。運が良ければタンチョウにも会えるかもしれませんね。
※2019年3月26日追記:当施設は2019年3月22日以降、当面の間休業となりましたので、ご注意ください。
所在地:川上郡標茶町字コッタロ原野
電話:015-487-2121
営業時間:10時~22時(受付は21時半まで)
日帰り入浴料金:大人450円、小学生200円、小学生未満無料
道の駅「厚岸グルメパーク」でカキを学び、カキを食べよう!(厚岸町)
北海道じゃらん道の駅ランキング飲食部門8連覇を達成したグルメな道の駅「厚岸グルメパーク」。厚岸町市街、厚岸湾、厚岸湖を望む高台に位置しています。上空から見るとカキの貝殻の形をしているそうで、イタリア語で「貝の形をした食べ物」を意味する「コンキリエ」と呼んでいます。
この道の駅は、カキのまちらしく、カキの魅力にあふれた施設なので、カキ好きにはたまらないスポットといえるでしょう。1階のミニ水族館「プティ」では、地元漁師から提供された12~20種類の魚や貝を常時展示しています。中央に展示されている大小様々なカキの貝殻にも驚かされます。パネル展示を見れば、厚岸とカキの深い関わりと漁の歴史を学ぶことができるでしょう。
▼地元の魚や貝を観察できるミニ水族館「プティ」
2階には「レストランエスカル」、「炭焼き炙屋」、「オイスターバール ピトレスク」が入っています。どこもカキにちなんだメニューを提供していますが、今回ご紹介するのは、道の駅オープンと同時に営業を開始した「レストランエスカル」。
▼眺望の良い2階のレストランエスカル
レストランでは、おすすめの「かき弁天島丼」や「かきフライ丼」、「カキロービー丼」、「かきめし」、「カキフライカレー」、「かきぶた合戦丼」などユニークかつ大人気のメニューを数多く提供しています。
おすすめメニューの一つである「あっけし牡蠣ステーキ丼」は、3年前に誕生したそうです。メインは、カキのステーキがご飯の上に乗り、いくらをトッピングした丼。このほかにカキフライ2個、生ガキ1個がついており、カキを3通りで味わうことができる贅沢な一品です。
▼3通りのカキを味わえる、あっけし牡蠣ステーキ丼(税込1,500円)
1階には物販コーナーがあり、牡蠣最中などカキにまつわる商品がずらり。おみやげランキングによると、売れ筋1位は「金のかき醤油」。道の駅オリジナルブランド「金‘S☆Oyster」シリーズのひとつで、カキの煮汁を活用し、濃厚なカキの旨みを楽しめるように開発された醤油です。
▼カキのお土産を選ぶなら1階物販コーナー
▼人気No.1の「金のかき醤油」(税込648円)
そのほか、かきの佃煮、厚岸限定ご当地ラーメンであるオーイ☆スター君 塩ラーメン、厚岸オイスターソース、かきカレー、かきの燻製、元祖牡蠣最中がトップ10入り。カキのお土産選びに悩みそうですね。
1階の喫茶コーナーでは、「オイスター☆モカソフト」がおすすめ。カキオイスターソースとカキエキスを使い、コーヒーパウダーをトッピング、さらにカキの貝殻の形をした牡蠣最中の皮を添えていて、いかにも厚岸らしいご当地ソフトです。帰りがけに買ってみては?
▼厚岸に行ったら食べておきたい「オイスター★モカソフト」(税込300円/カキの貝殻はつきません)
所在地:厚岸郡厚岸町住の江2丁目2番地
電話:0153-52-4139
営業時間:
道の駅10時~18時(4~10月は9時~21時、11・12月は10時~19時)、月曜日定休(祝祭日の場合火曜日)
レストランエスカル11時~18時(4~10月は19時半、11・12月は19時まで)。ラストオーダーは閉店30分前まで
『ルパン三世』のふるさとを眺めながら露天風呂を楽しもう!(浜中町)
▼ルパン三世通りの霧多布座
釧路管内で最も東に位置する浜中町。『ルパン三世』の作者、モンキー・パンチ氏の故郷として知られています。町内を走ると、『ルパン三世』の看板を目にします。町内の新たな観光スポットとなっているのが、空き店舗を活用した「ルパン三世通り」。峰不二子のパブや次元大介のバーのほか、霧多布座という映画館をイメージした建物が建っており、記念撮影にもピッタリです。
▼霧多布温泉ゆうゆ
そんな『ルパン三世』のふるさと、浜中町を一望できる標高42メートルの湯沸山にあるのが、「霧多布温泉ゆうゆ」です。地下2,000メートルから湧出するお湯は、ナトリウム-塩化物泉。週ごとに男女のお風呂が入れ替わります。特に露天風呂からの景観は抜群! 湾に挟まれたくびれが美しい霧多布市街を眼下に、天気が良ければ霧多布湿原を遠方に眺めることができます。
▼露天風呂からは霧多布市街や霧多布湿原を一望できる
温泉上がりには、売店スペースで『ルパン三世』グッズを見るもよし、館内あちこちにある『ルパン三世』スポットを探してみるもよし。浜中町の魅力に触れてみてくださいね。
▼『ルパン三世』スポットが点在する館内
©モンキー・パンチ/TMS・NTV
所在地:厚岸郡浜中町湯沸432番地
電話:0153-62-3726
営業時間:10時~22時(浴室は21時半まで)
入浴料金:大人500円、小学生250円、乳幼児無料
次回は釧路市、白糠町、鶴居村、弟子屈町の4市町村の温泉とグルメスポットをご紹介します。お楽しみに!(2019年2月26日掲載予定)
オールくしろ冬季魅力発信キャンペーン公式サイト
オールくしろ魅力いっぱい物産展を札幌市内で開催!
内容:釧路管内8市町村の物産展ゾーン、観光情報ゾーン、ステージイベント、アイヌ文化体験コーナー
日時:2019年2月2日(土)・3日(日)10時~17時
場所:サッポロファクトリーアトリウム(札幌市中央区北2条東4丁目)
主催:ウェルカム道東道!!オールくしろ魅力発信協議会
(撮影:laufen克)