道内一の観覧車から日本地図の池まで―北海道グリーンランドを深堀り

冬ともなれば、深い雪に覆い尽くされる大地。雪とは切っても切れない北海道に、遊園地は存在するのでしょうか? 答えは「YES」! もちろん、存在します。しかも複数。冬季は閉園するものの、道産子たちのレジャースポットとして、それぞれに人気を博しています。今回は北海道を代表する遊園地のひとつ、北海道グリーンランドをご紹介しましょう。

道内一を複数有する遊園地

岩見沢市にある北海道グリーンランドは、札幌市から高速道路を使って車で約30分。週末や夏休みには直通バスも運行しているとあって、多くの札幌市民にとってお馴染みのレジャースポットです。気になるアトラクションはたくさんありますが、まず注目したいのが、なんといっても道内一の大きさを誇る観覧車!

高さは85メートルあり、1周するのに15分を要します。この観覧車だけを目当てに訪れるお客さんもいるくらい、人気のアトラクションなのです。

▼遊園地を一望できるのもいい

園内には、観覧車の他にもうひとつ、道内一を誇るアトラクションがあります。それがジェットコースターの「轟音 GO-ON」です。道内一なのは、その長さ。なんと1,500メートルもあるというから、ジェットコースター好きにはたまりません。

▼長~く伸びるレールが分かりますか?

その「轟音 GO-ON」と共に2大コースターと呼ばれているのが、迫力満点の「龍王」です。長い距離で疾走感を楽しむ「轟音 GO-ON」に対し、「龍王」は回転ありのスリル系。

▼黄色い車体が逆さを向いた瞬間!

どちらもそれぞれの魅力があるので、乗り比べてみると面白いかもしれません。
ジェットコースターで絶叫して疲れたら、園内の「遊トピア湖」に浮かぶスワンボートでひとやすみ。

▼遊園地にスワンボート、意外と珍しい組み合わせ

ただしこのスワンボート、風の強い日は意外と体力を要するのでご注意を。

また、子どもに大人気なのが「カード迷宮 ぐるり森大冒険」。カードゲームや謎解きをクリアしつつ迷路を進んでいくアトラクションで、東北・北海道エリアで遊べるのは北海道グリーンランドだけです。

▼全国にファンを持つ、新感覚のアトラクション

ここでしか手に入らないカードも2~3種類あり、それを獲得するために来園するお客さんも少なくありません。

遊園地内に、日本列島が存在する!?

北海道グリーンランドがオープンしたのは、1986年のこと。「ココロを『みどり』でいっぱいに。」をキャッチフレーズに、実に30年以上にわたって北海道民に親しまれ、愛されてきました。

▼グリーンランドの名に相応しく、緑がいっぱい

ちなみに、この園内に日本列島があるのをご存じでしょうか。ここに遊びに来たことがあるという道民の中にも、もしかすると知らない人がいるかもしれません。

▼真上から俯瞰すると、確かに日本列島が

日本列島が浮かぶ池をまわりをぐるり走るのが「開拓列車」。オープン当初からずっと続いているアトラクションで、日本列島をさまざまな角度で眺めるシュールさは、のんびり走る列車のリズムと相まって不思議な心地よさがあるかもしれません。

日本列島を上から眺めるなら「サイクルモノレール」に乗ってみてください。日本列島上空を自転車で走るという、こちらもシュールで味わい深い体験になりそうです。

さて、いかがだったでしょう? まだまだ紹介しきれないものも含め、アトラクションは全部で46種類! 小さなお子さん、おじいちゃんおばあちゃんを含めた家族連れ、カップル、友だち同士、どんな年代でも幅広く遊ぶことができるのが、北海道グリーンランド最大の特徴かもしれません。冬はスキー場として開業しているので、こちらもおすすめですよ。

【動画】動画で見る北海道グリーンランド

北海道グリーンランド
所在地:北海道岩見沢市志文町1015番地
問い合わせ先:0126-22-2121
営業期間:4月22日(土)~10月22日(日)(2017年)
営業時間:9時~17時
入園料: おとな(高校生以上)1,600円 フリーパス(乗り放題券)付き 4,800円 こども(3歳~中学生)1,000円 フリーパス(乗り放題券)付き 3,200円
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