コカ・コーラシステムは、緑茶ブランド「綾鷹」より「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」を2021年2月15日(月)に全国発売。「綾鷹」4タイプのボトルデザインを刷新し、日本全国各地の伝統工芸品を採用したデザインを各3種類展開します。北海道からは二風谷アットゥシをモチーフにしたデザインが採用されました。(トップ写真:オフィシャル提供)
全国12種類の日本の伝統工芸品をボトルデザインのモチーフに
「綾鷹」は、創業450年の歴史を誇る京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の協力を得て開発し、2007年10月に発売しました。急須で入れたような緑茶の味わいを目指す緑茶ブランドとして、来年15周年を迎えます。
昨今、コロナ禍においてライフスタイルやヒト・モノへの価値観が見直されていることや、生活の中にあった日本の伝統工芸品の価値を再発見する機運が高まっていることなどを考慮。長年日本人の生活の傍らにあるお茶と同様、日本にとって後世にまで受け継がれる大切なものを消費者に広く気づいてもらいたいという思いで、伝統工芸支援ボトルで支援することになったといいます。
キャンペーン期間は2021年2月15日(月)から5月9日(日)。1本ごとの売り上げの一部は、一般財団法人伝統工芸品産業振興協会を通じて日本の伝統工芸を支援する活動の寄付に充てられ、未来の伝統工芸を担う若手職人たちの応援につなげるとしています。
「綾鷹」レギュラーブランドの刷新デザインは、江戸切子(東京)、尾張七宝(愛知)、琉球びんがた(沖縄)の3種類。「綾鷹 茶葉のあまみ」は西陣織(京都)、阿波和紙(徳島)、伊万里・有田焼(佐賀)の3種類。「綾鷹 ほうじ茶」は箱根寄木細工(神奈川)、樺細工(秋田)、備前焼(岡山)の3種類。「綾鷹 濃い緑茶」は輪島塗(石川)、二風谷アットゥシ(北海道)、天童将棋駒(山形)の3種類。計12種類を展開します。
北海道からは、日高管内平取町二風谷アットゥシがデザインモチーフに採用されました。オヒョウ等の樹皮の糸で機織りされた、独特の風合いを持つ反物として紹介されています。
野村萬斎さん・川田裕美さんが発売記念PRイベントに登壇
発売日に行われたPR記念イベントでは、「綾鷹」ブランドアンバサダーの狂言師 野村萬斎さん、特別ゲストとしてフリーアナウンサーの川田裕美さんが登壇しました。
野村さんは京都の伝統工芸品「西陣織」のネクタイを着用、川田さんは箱根寄木細工のピアスを着用。川田さんは、伝統工芸の一つである江戸切子グラス作り体験を行いました。
伝統工芸支援ボトルとモチーフになった伝統工芸品について、「しっかり伝統工芸品それぞれの特徴が捉えられていて、素晴らしいデザインですね。工芸品とボトルを並べてみると、さらに圧巻ですね。味、技術、伝統も残せて一挙両得以上だなと思いました」と野村さん。
「伝統工芸品のかわいい部分や、きらっと光るような部分が取り入れられているので、全部揃えたくなりました。おうち時間が増え、子どもや家族とのコミュニケーションのきっかけにもなると思いました」と川田さん。
野村さんは「日本の伝統文化や伝統工芸の価値・魅力、急須で入れた綾鷹のおいしさを味わっていただき豊かな時間を過ごしていただきたい」、川田さんは「綾鷹を飲んで急須で入れるお茶という日本文化を感じつつ、日本の伝統工芸の価値を知ってもらって、私も含めて皆さんと一緒に支援していけたら」と話しています。
野村萬斎さんと吉岡里帆さんが出演する新CM「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」編(15秒)も同日から全国放映されています。青い江戸切子に目を奪われる吉岡里帆さんに、野村萬斎さんが優しく話しかけるシーンから始まり、「この国には・・・・・・」「守りたいものがたくさんある、ですよね?」と語り合います。