網走で流氷を見るならココ!網走市民が教える人気流氷スポット3選

【網走市】流氷が接岸し、いよいよ冬の観光シーズン本番を迎えた道東・オホーツク。流氷を目当てにこの時期は国内外から多くの観光客が訪れます。そこで今回は、網走で人気の流氷スポットを3カ所ご紹介します!

1.地球は丸いと実感できるほど雄大!「能取岬(のとろみさき)」

網走の市街地から北へ約10キロのところにある能取岬は、オホーツク屈指の流氷の名所。灯台の近くまで車で行くことができるので、冬でも訪れる人が後を絶ちません。

強い海風の影響で、積雪も少なめ。お天気が良ければいつまでも眺めていたいと思うほどの絶景が広がっています。
水平線まで流氷で覆われ、オホーツク海は見渡す限り真っ白!地球は丸いと実感できるほどの雄大な景色は必見です。


2.流氷を間近に!「鱒浦海岸(ますうらかいがん)」

網走市内から、国道244号線を斜里方面へ進み、JR鱒浦駅を過ぎると海側に見えてくる巨大ニポポ人形と網走海鮮市場の建物が目印。このドライブインにはお土産やレストラン・軽食もあるので、立ち寄り場所としては一石二鳥ですね。

駐車場の海側にある雪山を乗り越えつつ前浜に降りると、流氷を間近で見ることができます。足元はできるだけスノーブーツや長靴などで雪対策しておくとよいでしょう。


海岸に打ち上がっていて安定感のある流氷には、このように乗ることもできます。流氷の上で記念写真を撮る人もたくさん!高台などから眺めるのも良いですが、間近で見るとその大きさも体感でき、感動もひとしおですね。

ただし一見陸続きのように見える流氷も、実際は海に浮かんでいるだけ。流氷同士の隙間には当然ながら海水があり、小さめ・薄めの氷は沈んだり割れたりする危険性があるので、流氷に乗る場合にはくれぐれもご注意を。決して沖の方まで行かないように気を付けてくださいね。

3.流氷の先に知床連山も!「北浜駅展望台」

最後はJR釧網本線の北浜駅です。オホーツク海に一番近い駅としても知られており、駅舎の横に木製の展望台があります。
展望台からはオホーツク海のむこうにそびえる知床連山やウナベツ岳、斜里岳とオホーツクの山々が美しく見渡せます。

それほど大きな展望台ではありませんが、1月31日から今季の運行を開始する流氷ノロッコ号もこの駅での停車時間を長めにとり、多くの観光客が眺望を楽しむスポットです。鉄道ファンならずとも、ぜひお立ち寄りください。


これから網走は「北の新大陸発見!あったか網走」(1/31~3/1)、「あばしりオホーツク流氷まつり」(2/7~11)、「オホーツク屋台村」(2/7~10)など、イベントが目白押しです。流氷の時期ならではの網走を、余すことなく楽しんでくださいね!