ハート形ポストや展望台まで誕生!変わる「道の駅しらぬか恋問」

【白糠町】白糠町の国道38号線沿い、恋問海岸に位置する道の駅「しらぬか恋問」。その道の駅に2013年秋、ハート形ポストが設置され、2014年に入り展望台施設が完成した。2014年8月には、キャラクター「コイタくん」「メイカちゃん」の着ぐるみが完成、お披露目された。

ハート形の恋が叶うポストは全国初設置

2013年9月29日にお披露目されたのは、全国で初めてというご当地ポスト、ハート形の郵便ポストだ。「恋問」という地名にちなみ、恋が叶う郵便ポストとして設置されたもので、通常の赤いポストの部分の周りに、1.5mほどの高さのハート形の覆いを付けた、ピンク色のポストとなっている。また、正面には「コイタくん」「メイカちゃん」のイラストも中央に描かれている。

同時期に、最寄りの庶路郵便局ではハート形の消印を採用しているが、道の駅のハート形ポストに投函された郵便物は同郵便局により集荷され、ハート形の消印が押されることになっている。このポストに投函すると想いが届く(?)らしいので、想いを届けたい人がいるなら、一度お試しを。

▼2012年以降、北海道の七夕シーズンに合わせ、7月中旬から8月7日にかけてロビーに七夕飾りが登場している

「ユーラスエナジー白糠展望台」新設

2014年6月20日、道の駅の白糠市街地寄りに誕生したのは、恋問海岸を一望できる木造展望台施設「ユーラスエナジー白糠展望台」。株式会社ユーラスエナジー白糠が設置(四電エンジニアリング・戸田建設が施工)し、町に寄贈、2014年6月20日に一般公開した。

設置したユーラスエナジーは2014年2月以来、国道38号線の向かい側「釧白工業団地」に「ユーラス白糠ソーラーパーク」という太陽光発電所を開設している。展望台に上ると、全長約1.6㎞、札幌ドーム約11.3個分に及ぶそのソーラーパネル群(京セラ製の太陽電池242Wが134,400枚)を見ることができる。

360度見渡せる展望台からは、これまで地面からしか見ることのできなかった恋問海岸を遠くまで一望することができる。また、国道38号線向かいにある「恋問自然観察公園」も見ることができ、園内の沼も展望台から見ることができるのだ。自然の中を散策できる同公園も合わせて訪れておきたい。