湖と湿原と森林が広がる白老「ポロトの森」で森林浴!!

【白老町】今回は白老町にある「ポロトの森」(地図)をご紹介します。ポロトの森(ポロト自然休養林、400ヘクタール)は、林野庁から『レクリエーションの森』と選定されている森で、自然散策や森林浴、アウトドアスポーツ、レジャーなどに適した森林です。

森はウツナイ川流域の自然をそのまま公園にしており、川沿いにキャンプ場や湿原が広がり、川はそのままポロト湖に注いでいます。白老町市街地に近いエリアにはポロトコタンやポロト湖が広がっており、ポロト湖の周りには自転車道も整備されています。

入り口からは車で入ることが可能。奥に少し進むとインフォメーションセンターがあり、自転車やカヌーをレンタルできます。
さらにその先を道なりに行くと、緑に囲まれた道が続きます。森には、自然ガイドという看板も設置されていて、木の名前や歴史などを学びながら散策できるようになっています。

ポロトの森の中央に位置するビジターセンター付近にはキャンプ場があります。バンガローもありますし、ポロト湖まで下れば温泉もあるので、森林浴と合わせて滞在を楽しめるはずです。


ポロトの森には遊歩道が張り巡らされており、最奥地の「ウツナイ川源流湧水地」までは、駐車場のあるビジターセンターからでも川沿いを上って3㎞ほどの距離があります。その他、カシワの群生が見られる遊歩道、秋には紅葉がきれいな場所を通る遊歩道、天気が良ければ樽前山や苫小牧市街まで見ることのできる望岳台まで、随所に見所ポイントがあります。

ポロト湖に比較的近く、ビジターセンター・キャンプ場とポロト湖の間に広がる「ポロト湿原」周辺の遊歩道は一番のおすすめコース。名物ポイントとして知られる、高速道路直下に設けられた「植物観察用浮橋」(2008年改築)は、ポロト湿原の上を歩いているような感覚で植物を観察することができ、春には水芭蕉が見られます。近くにはタヌキの住処と呼ばれるスポットがあったり、日常生活では滅多に見ることはない「ミズナラの巨木」があったりと、見所が点在しています。

▼植物観察用浮橋

▼ミズナラ巨木

夏はキャンプや森林浴を楽しめ、冬になるとポロト湖がスケートリンクになり、スケートやワカサギ釣りができます。四季折々で楽しめる森です。この夏、ポロトの森の自然に触れて、緑の力で日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

▼映像