【清里町】 オホーツクの山中に真っ青な池がある。人の手を加えないままの美しさを保たせるためメディア露出もないままだったのが、いつしか観光スポット・パワースポットとしても有名になり人気上昇中なのが清里町の「神の子池」。
目に映った瞬間にはっと息を飲むほど透き通ったブルーは、その美しさで心の汚れをすっと洗い流してくれるかのよう。天候により青みに変化があるというのも不思議なところで、行くたびに微妙に違ったカラーを見せてくれる。
日本一の透明度と誇られる摩周湖の伏流水からできているというこの神の子池、アイヌ語で神の湖という意味のある「カムイトー」と呼ばれる摩周湖から伏流した水が湧き出てできている池ということで「神の子池」と名付けられ、年間通して8℃という水温(※冬でも凍らない!)で一定されていてとてもきれい。その清さは水深5mの奥底の倒木でさえくっきり目で見られることと、何十年も前に倒れたであろうその木が腐ることなく沈んでいる部分でも確認できる。なぜ腐敗しないのか、いつみても神秘としか思えない。
まさに神様からの贈り物、「神の子池」。オホーツクの宝物をぜひご覧ください。
◆神の子池
清里町のHPより
※周囲220m、水深5m。1日12000tの伏流水が湧出中。
※清里町字清泉。清里町市街地から道道1115号線で南下、ハトイ林道で約2km。
※舗装されていないので悪天候の日、翌日は注意が必要。
※冬場は除雪されておりません。