北海道を旅する

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ

五回目となった今回の「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、湧別町を紹介します。「サロマ湖いこいの森」で森林散策をし、「味処 こいけ鮨し」でオホーツクの魚を味わい、「ふるさと館JRY」では湧別町の開拓の歴史を学びました。今回も取材を通じて地元の方に興味深いお話を伺うことができました。

「サロマ湖いこいの森」で森林散策

森の中で耳を澄まして大きく深呼吸。
なんとも心が落ち着いて、考えがまとまったりする。
緑に囲まれて時間を忘れる……森の不思議。

今回はサロマ湖いこいの森をご紹介致します。サロマ湖いこいの森は、湧別町「ファミリー愛ランドYOU」に隣接している森です。

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ

遊歩道は、ウッドチップが敷きつめられていて歩きやすく、サロマ湖畔の自然を感じながらのんびりと森林浴が楽しめます。
草木がきちんと刈られていて、かなり整備された森の印象です。
森からは、サロマ湖を眺めることもできます。

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ

取材時期は雪解け頃。
駐車場に桜も咲いていておりました。
春先は虫は少なく感じましたが、森に入る際は虫対策もお忘れなく!
森の過ごし方は人それぞれですが、じっくり森を眺めているとたくさんの植物に出会います。
そういえばこの植物の名前はなんていうのだろう?
何気なく歩いていた森も、じっくり見回してみると新たな発見があるかもしれません。

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
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「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
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すごし方は千差万別。
ついつい気がつくと1時間……なんてこともしばしば。
毎日の慌しさを忘れて初夏の暑さを森で癒しませんか。

「味処 こいけ鮨し」でオホーツクの魚を味わう

「味処 こいけ鮨し」では湧別沖、サロマ湖畔など、オホーツクで獲れる旬の魚を使用しています。
ホタテ、サケ、カレイ、ハマチ、牡蠣、ホッカイシマエビ……。ここ2、3年でオホーツクで獲れる魚も変わってきていると店主の小池さんは話します。

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
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「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
天丼もお勧めということで、いただきました。
お店のオリジナルのたれがポイント。
ほどよい甘さでご飯がどんどん進む。
そういえばお店で天丼を食べたのはいつ以来だったかなと思い出すと、15年程経っていたのに気付きました。
久しぶりの天丼は懐かしくも美味しかったです。

小池さんはもともと水産のお仕事をされていたそうで、その流れから現在のお寿司屋さんになったと伺いました。驚きだったのは、こいけ寿司さんのあった場所は以前ジュースの加工施設だったそうです。昔は地元の地下水を利用してジュースを作っていて、当時ジュース製造工場がオホーツクにもいくつかあったといいます。時代の流れとともに地下水も水質も下がり 製造工場もなくなっていったというお話を伺いました。



「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
昔ジュースの加工場で利用していた、飲料水を入れる袋を見せていただきました。
昔懐かしい、古き良き時代を感じさせる袋(写真)。

笑顔でお店の今や昔の事をたくさん教えてくださる小池さん。
お店の歴史の中にも発見と驚きがあります。
お寿司を食べながら、色々な話を聞いてみるのも良いかもしれません。

「ふるさと館JRY」~湧別町の開拓の歴史を学ぶ

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
どのようにして今日の北海道があるのか……子供の頃に歴史の授業で勉強したものの、教科書で紹介している文章はほんの数行の情報しかありません。
私は知床出身ではありますが、あまりオホーツクの歴史を知らない。

……という事で。
今回は湧別町開拓の歴史がわかる「ふるさと館JRY」をご紹介致します。

ふるさと館JRYは旧上湧別町開基100年を記念して、平成8年8月に建てられた博物館です。
1階では屯田兵屋が建っており、当時の屯田兵の方がどんな場所で暮らしていたのか知ることができます。
屯田兵の肖像画も展示しており、資料を基に昔の湧別について紹介しています。
2階には湧別の屯田兵の募集から解隊までを、実物資料と模型と当時の会話録で紹介しています。
開拓民の生活や軍人としての訓練についてなどがわかります。

「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
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「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
「こいけ鮨し」で寿司を味わい「ふるさと館JRY」で湧別の歴史を学ぶ
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ここで特に印象に残っているのは、開拓民と屯田兵の違いでした。
当時の北海道は手付かずの森。
木を切り、土地を作りました。
開拓民は一緒に海を渡ってきた人と家族を養う財力があり、一攫千金を夢見て集った屈強な人。
身体能力はかなり高かったようです。

屯田兵は試験があり、全国から募集して入地前にあらかじめ用意された家「兵屋」と、未開拓の土地とを割り当てられ軍事訓練と農事をしました。
国からお給料も出ます。

北海道では様々な出身の方が多いのは、このような理由もあるのですね!
自分があの頃の時代を生きていたら、どんな風に生きていただろう……今の北海道があるのはこうした歴史があると思うと、また違った見方になりませんか?
ぜひ間近で体感して欲しいです!

※今回載せきれなかった写真は、こちらで公開していきます。
ラウフェンオフィシャルブログ(http://ameblo.jp/cuka/)

取材協力
サロマ湖いこいの森
北海道紋別郡湧別町志撫子6-2
TEL 01586-8-2455
HP→http://www.town.yubetsu.lg.jp/60kanko/03annai/you.html

味処 こいけ鮨し
北海道紋別郡湧別町中湧別615-2
TEL 01586-2-3775
HP→http://www.phoenix-c.or.jp/~t-mkoike/

ふるさと館JRY
北海道紋別郡湧別町北兵村一区588番地
TEL 01586-2-3000
HP→https://www.town.yubetsu.lg.jp/st/jry/

筆者について

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。