釧路市阿寒湖温泉街に新たなご当地ドリンクが誕生する。名称は「マリモヒート」。阿寒湖の国指定特別天然記念物であるマリモをイメージしたモヒートカクテルである。2013年2月に弟子屈町のイベントでデビューし、11日以降、地域定番カクテルとして広めることを目指している。
「マリモヒート」は、阿寒湖のマリモと、流行りのモヒートカクテルのネーミングの融合でできたご当地カクテル。飲み口が爽やかなミント&ライムのモヒートカクテルをベースに、青リンゴ味のクラッシュゼリーを入れ、マリモに見立てた緑の球を、ゼリーと溶け合わない寒天で表現している。また阿寒湖の水草をイメージしてミントの葉を添えている。青リンゴのゼリー層に炭酸がきいており、タピオカジュースなどで使われてる1cm口径のストローで吸い上げる 新感覚のモヒートカクテルだ。
同モヒートは、阿寒湖温泉街で「お食事処 味心」(阿寒湖温泉1-3-20)を営む藤井貢さんが「阿寒湖らしい飲み物を作りたい」と思い考案、試行錯誤の末、2013年1月26日に完成した。まずは2月9・10日に弟子屈町で開催される「摩周ウィンターフェスタ」でデビューさせ、阿寒地区ではまず「お食事処 味心」で11日以降提供する。その後、阿寒湖地域全体の定番カクテルとして広めていきたい考えだ。
今回の開発は釧路市阿寒町商工会青年部の地域パイロット事業で、青年部阿寒町本町地区は「丹頂ハイボール」、青年部阿寒湖温泉地区で「マリモヒート」と、それぞれご当地ドリンクをプロデュースした。「マリモヒート」のほうは、試飲会でも満場一致の大盛況だったとのことで早くもヒットの予感。「丹頂ハイボール」も近々デビューする予定だ。
まるで阿寒湖をそのまま凝縮したかのようなイメージの「マリモヒート」、是非召し上がれ。