昨年も開催され好評だった「エビ篭オーナーin苫前」が、2011年も開催されます。オーナーになった方々には、7月24日開催の第8回北海道風車まつり会場で漁獲されたエビを山分けできます。
「エビ篭オーナーin苫前」は、苫前町と北るもい漁業協同組合、地元漁業者などが実行委員会を構成し開催。実は、北るもい漁協は甘エビ水揚げ量日本一でもあります。
エビ篭漁は、エビ篭という鉄棒でできたドーム型の篭の中に、エビの餌となるニシン等をつけ、周りを赤い網で覆って、天井部にプラスチックの入口をつけたもの。これを一本の長いロープのチェーンのようなものを使って400個ほどつなぎ、水深300m以上の海底に仕掛け数日放置します。
こうしたものを使ってエビを漁獲します。1つのエビ篭の直径は最大で76cm、高さ42cmになります。常時海中に5敷設×400篭=2000篭を投入するわけです。
昨年の様子
「エビ篭オーナーin苫前」では、苫前町でエビ篭漁を営む有限会社苫前水産所有の漁船「第二十八豊翔丸」が1回の操業で漁獲した捕れたての生きたエビを実行委員会が一船買いし、7月24日の北海道風車まつり会場で、オーナーの方々で山分けするという流れになります。
当日のエビの山分けは、机上にばら撒かれた活エビ(甘エビのほかボタンエビも混ざっている可能性あり)を制限時間内に用意されたザルの中に手ですくって入れる方法をとります。
甘エビ山分けに参加するにはオーナーになる必要があります。登録者は、当日の水揚げ量に応じておおむね300名程度を予定。1kgの部(登録料1000円)と3kgの部(登録料3000円)の2種類に分けて受付を行い、インターネットや当日会場にて受け付けます。なお、希望者多数の場合、オーナーは抽選になる場合があります。参考までに昨年は1kgオーナー53人、3kg166人で、3kgの人気が高いようです。
開催日は2011年7月24日(日曜日)、とままえ夕陽ヶ丘未来港公園にて、当日受付は9:30~10:30予定。6月27日に開設される公式ホームページを参照のうえ、インターネット受付を行うこともできます。インターネット受付は7月1日~10日までです。気になった方は、是非当日苫前でエビ山分けに参加してみることをお勧めします!