北海道限定の酒類といえば何を思い浮かべるでしょうか。ビール好きなら、サッポロビール「サッポロクラシック」の知名度が高いでしょう。では、焼酎ならどうでしょうか。北海道限定の焼酎としては、宝酒造株式会社(京都府)が製造する宝焼酎「大自然」がその筆頭に上がります。いったいどんな焼酎なのでしょうか。
北海道限定商品の宝焼酎「大自然」
宝焼酎は1912年に発売され、100年以上にわたって愛されてきた甲類焼酎です。甲類焼酎では売上ナンバーワン(インテージSRI調べ2019年4月~2020年3月累計販売金額)を誇っています。100年の間に様々な宝焼酎商品が生み出されており、地域密着型の限定商品も発売されてきました。その中で北海道限定として発売されているのが、宝焼酎「大自然」なのです。
宝焼酎「大自然」は、1992年に新発売された北海道限定ブランドで、25年以上のあいだ道民に親しまれてきました。長年磨き続けてきた蒸留・ブレンド技術を活かし、まろやかで飲み飽きしない口あたりとすっきりした味わいが特徴です。パッケージには「寶マーク」はもちろん、北海道限定、北海道マークが付されており、北海道限定商品であることを明記しています。
宝焼酎「大自然」について同社は、「北海道内の幅広いお客様からご支持をいただいているロングセラーブランド」であるとしています。道内の酒屋・スーパーなどで手に入れることができるほか、インターネット販売も行われています。
羊蹄山の湧水を使用する宝焼酎「大自然」
原材料はサトウキビ糖蜜とトウモロコシ。アルコール分は20%。宝焼酎「大自然」は、特に水にこだわっています。羊蹄山の噴出湧水を使用しており、パッケージの白と青でシンプルに描かれるのも、羊蹄山をイメージしてのものであるといいます。
2010年9月7日には、樽貯蔵熟成酒を3%使用したプレミアム甲類焼酎「宝焼酎『極上<大自然>』」を新発売。原材料に大麦を加えて、パッケージもゴールドを基調とした、ワンクラス上の宝焼酎「大自然」が誕生しました。ほのかな甘い香りとまろやかな口当たり、また芳醇な味わいが特長です。
2013年9月3日には、ごみ減量化を目的に、捨てるのが楽で保管しやすくした900mlエコパウチが登場。さらに2020年9月下旬には、すっきり・まろやかな味わいの酒質にリニューアルし、デザインも一新しました(「宝焼酎『極上<大自然>』」はデザインのみリニューアル)。
宝焼酎「大自然」ブランドのバリエーションとしては、下記のタイプを基本としています。
- 宝焼酎「大自然」20°
- 220mlペットカップ
- 720ml壜
- 900mlエコパウチ
- 2Lエコペット
- 2.7Lエコペット
- 4Lエコペット
- 宝焼酎「極上<大自然>」20°
- 220mlペットカップ
- 720mlピュアボトル
- 1.8Lペット
- 4Lエコペット
大自然、羊蹄山の美味しい湧水を使った北海道限定焼酎「宝焼酎大自然」を是非一度味わってみてください。
(※本稿は2013年8月の記事を再編集したものです。)