みなさんこんにちは。
オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。
こちらの記事では、laufenが担当しているAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で取材した模様を文字と写真でリポートします。
<特別編ゲスト>株式会社 小原・小原伸也さん(2015年7月16日・7月23日放送)
―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。
いよいよ!7月31日、札幌でガラナをテーマにした企画イベント『ガラナパーティー』が開催されます!
ガラナについてもっと知りたい、ガラナの魅力を皆さんにも知ってもらいたい…そんな思いから、今日はガラナ飲料を製造、販売している株式会社 小原、常務の小原伸也さんにお話を伺います。
イランカラプテ!今日はよろしくお願いします。(Cuka)
小原:イランカラプテ!よろしくお願いします。
▼株式会社小原の函館工場
―― 株式会社 小原はいつ設立されたのですか?
小原:歴史は古く、創業は昭和6年(1931年)、今年で83年になります。
―― 長いですね! どういったきっかけで設立されたのでしょうか?
小原:私の祖父である小原三次郎が製造免許を受けて、函館の隣の森町の方で果実を使ったお酒の製造を始めたのがきっかけだと聞いております。
―― そうなんですね! 清涼飲料水を作り始めたのはいつ頃でしょうか?
小原:昭和24年(1949年)に、清涼飲料水の製造が始まったということです。
▼昭和25年(1950年)1月社屋前
―― ガラナ飲料がどうしてできたのか教えてください。
小原:ガラナも歴史がある飲み物で、昭和30年(1955年)の前半にコカ・コーラの日本への輸入が自由化される対抗策として、全国の中小飲料メーカーが一致団結し、昭和35年(1960年)の4月にコアップガラナという統一商標にてガラナ飲料が製造、発売されました。
なぜガラナを発売したかと言いますと、当時世界中でブラジルだけコカ・コーラが全く売れていないというデータがあり、調べたところガラナという飲み物が圧倒的にシェアされていたということで、そこに目を付けてブラジル大使館に協力を仰ぎ、日本人向けにガラナを開発したというのが歴史なんです。
―― 特に北海道で親しまれているのはなぜなのでしょうか?
小原:北海道にコカ・コーラが進出してくるのが2~3年遅かったんですね。本州の方ではコカ・コーラさんがあっという間に日本全国に広まって、どんどんガラナが無くなっていってしまったのですけども、北海道ではその進出してくるまでの2~3年の間にガラナ飲料が広まったという歴史があります。
―― ガラナが登場してからは55年ということですが、その間に最初に作ったガラナの味から変わってきたりはしているんですか?
小原:そうですね、私の生まれる前からありますのでこれは社長から聞いた話なのですけど、当時のガラナよりも現代の皆さんの味に合うように、甘さは少し控えめになっているそうです。
昔はもうちょっと甘さが強かったという話を聞いております。
―― 時代に合わせてガラナも変わっていったということなんですね。
今まで小原から登場したガラナ製品にはどんなものがありましたか?
小原:時代とともに色々と味を変えていまして、現段階で35種類もあるんですよ。
―― そんなにあるんですか!?
小原:はい、今はもう売っていないものも含めてです。
その中でも毎年春夏秋冬ごとにガラナを出していまして、春だと桜風味のガラナですとか、夏場は名前の通り夏ガラナというビタミンC補給にレモンをプラスしたガラナですとか。
―― 爽やかなガラナなんですね。
小原:そうですね、甘さも少し控えめです。
もう販売していないのですけども、秋には紅葉というメープルシロップをプラスしたガラナ、冬は雪ガラナという通常の黒い色をしているガラナと違い、北海道の雪をイメージした白い色のガラナを販売しています。
今はホワイトガラナという名前に変えているのですが、これは今も毎年冬場に販売しております。
―― それはぜひ飲んでみたいですね!
小原:そういった季節ごとの商品ですとか、ここ最近ですと金のガラナという商品もあります。
見た目もゴージャスな金色のガラナで、昨年(2014年)から発売してヒットしている商品です。
―― そうなんですね、味は普通のガラナと比べると違うのですか?
小原:通常のガラナは少し甘さと癖があると思うのですが、金のガラナは同じガラナの実を使っていますが製造が変わっています。
元々ガラナにはガラナポリフェノールというものとカフェインが含まれているのですが、金のガラナは新しい製法にしたことでその成分が1.6倍くらい多く含まれているんです。
―― より強力なガラナということですか?
小原:そうですね、少しプレミアム感のあるガラナという感じです。
甘さも控えめですので、通常のガラナよりもすっきりとした飲み口になっています。
―― 小原さんにとってガラナとはどんな存在なのでしょうか?
小原:北海道のソウルドリンクという自負を持って、製造、販売を続けております。
―― 小原さんが考える北海道らしい音というのは、どんな音でしょうか?
小原:弊社は函館にありまして、函館と言えばイカが全国的にも有名ですが、毎年夏のお祭りでイカ踊りというのを踊っているんです。
その時の音楽ですとか、あと今はあまり無いのですが、昔イカ売り屋さんが「イカイカ~」とリアカーでイカを売りに来ていたんです。そういうのを聴くと函館らしいなと思いますね。
―― イカ踊りの曲はまだ聴くことができるんですよね?
小原:はい、毎年夏場に港まつりというのがありまして、そこで市民の皆さんが踊られます。
―― 皆さん是非港まつりに行って、ガラナを飲みながらイカ踊りの曲を聴いてみてください!
laufenのプロデュースする『ガラナパーティー』は、7月31日、札幌市中央区のSpace Art Studioで開催されます。
ワンマンライブの中ではガラナのために作曲したスペシャルソングを披露!
laufenのメンバー克が監修したガラナカクテルも楽しめます! ぜひ遊びに来てくださいね!
今日のこの時間は、株式会社 小原、常務の小原伸也さんにお話を伺いました!ありがとうございました。
小原:ありがとうございました。
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