ガラナ愛好家・laufen克さんに聞く「ガラナ飲料」の魅力とは?

ガラナ特集に協力いただいたlaufen克さん。ガラナを日々飲んでいる、ガラナをこよなく愛する愛好家です。そんな克さんにガラナの魅力について語っていただきました。
写真上:ガラナ愛好家・ラウフェン克(左)、オホーツク観光大使・ラウフェンくか(右)

―― そもそもガラナとの出会いは?

最初は高校生か大学生ぐらいの時で、1、2回飲んだことがあるかもしれないという程度の記憶しか無いんですよね。 正直ガラナはコーラの偽物だと思っていて、美味しくない、ダサいというイメージを持っていました。

ちゃんと飲むようになったのは、5年前の夏にlaufenの音源製作をしていた時期です。 その年は猛暑で、締切に追われながら部屋の窓を締めきって汗だくになりながら作業をしていたのですけど、そんな時にガラナが何故北海道に根付いているのかという記事をたまたまネット上で見たんですよ。

その記事に感銘を受けたのと、カフェインがコーヒーの3倍という情報も知ったので、あらためて飲んでみることにしたんです。 するとこれがまた美味しかったんですよ。そしてエナジードリンクの代わりにもなるなと思って継続的に飲むようになりました。

―― いつどんなときにガラナを飲んでいるのでしょうか?

やはり夏の暑い時に飲むガラナは最高です。体を動かしたり、バンドのリハやライブで汗をかいた後に飲むガラナも最高ですね。 あとは、気合いを入れたい時や、眠気覚ましの目的でも飲みます。理由が無くてもなんとなく飲んでしまうことも多いです。

―― 克さんが考えるガラナの魅力とは何でしょうか。

味はもちろんなのですが、エナジードリンク代わりとしても使用できることでしょうか。北海道に根付いている理由も素敵だと思います。 他の地域と比べコーラが入ってくるのが遅かったという理由はあるものの、いまだに沢山の人に愛されているというのはすごいですよね。

―― どのガラナが好きなのでしょうか? またその理由もお聞かせください。

よく飲むのはキリンのガラナと小原のコアップガラナです。 キリンは入手しやすいということもあり自然と好きになりました。 小原のガラナの存在は実は後で知ったのですが、こちらが元祖ということで思い入れも強くなり、味も美味しかったのですぐに好きになりました。

―― ガラナ各社の特徴、違いはどのようなものがあるのでしょうか。克さんの独断と偏見で教えて下さい。

小原
懐かしいけど新しい……そんな味な気がします。甘みの感じも好きです。 ペットボトル、缶、瓶とありますが、やはり自分が一番好きなのは瓶! それぞれ味が違うから面白いです。ペットボトルのガラナは期間限定品も含めて沢山の種類が出ていますね。

キリン
よくガラナはドクターペッパーに味が似ていると言われますが、個人的にはあまり似てないと思んです。強いて言うならこのガラナが一番味が近いのかなと思います。独特のクセがありますね。 味は結構甘くて、炭酸が抜けてぬるくなった状態だと砂糖を飲んでいるような感覚になることもあります。冷えているのを一気に喉に流し込むと美味しいです。 やはりペットボトルと缶では味が変わります。

丸善市町
ハチミツが入っているのが特徴ですね。甘みが独特です。

セイコーマート
他のガラナと味は違うのですが、特徴はそれほどなくて無難といえば無難です。

サッポロウエシマコーヒー
甘さやクセが抑えめで、飲みやすい印象です。

番外編:ホッピービバレッジ
小原と同じデザインの瓶なのですが、味は違います。 比べると甘みが抑えめで、炭酸は少しシュワシュワ感が強い気がしました。 ホッピーだけに、ホッピー(飲料)と近い気もしますね。

番外編:ガラナアンタルチカ
元祖ブラジルのガラナです。フルーティーな味で甘さも炭酸も抑えめな印象ですね。日本のガラナとは全く違います。 このガラナはサッカーのブラジル代表の公式スポンサー飲料だったりもして、あと6年ぐらいで発売開始から100年になるようです!

番外編:ガラナアグアナボカ
日本のガラナですが、どちらかというとアンタルチカに近い味の印象です。

―― ガラナは特にどんなときに、どんな人に飲んでもらいたいですか?

やはり暑い時や、気合を入れたい時に飲んでみてほしいです。 あと、北海道を愛している人なら、とりあえず飲んで欲しいです(笑)。

―― ガラナは今後どうなっていってもらいたいと考えていますか?

北海道のソウルドリンクとして、今以上に根付いてほしいですね。 コンビニとか自販機では大抵どこにでもありますが、飲食店等で見かけることがなかなかないので、そういうところでも沢山置かれるようになれば状況も変わってくるのかなと思います。

あと、教科書にも載せてほしいですね。教育って大事です(笑)。 北海道土産としてはもちろんですけど、期間限定で全国各地で販売する機会がもっと増えてもいいのかなと思います。

―― ガラナ愛好家としての克さんの今後は?

変わらずガラナを愛し続けていきます(笑)。そして自分にできることがあれば積極的にやっていきたいですね。 laufenが有名になればなるほど、ガラナのことも多くの人に知ってもらえるのかなとも思いますので、音楽活動の方も頑張ります!

―― ありがとうございました!

音楽プロジェクトlaufen公式サイト