スキー、ボード、スケート以外でも、冬にぽかぽかなれるスポーツを
楽しむことができます。最近、ゴルポッカという新種の冬スポーツが誕生
しました。そもそもゴルポッカって何?という方に、今回はこの新スポーツ
をご紹介しましょう。
ゴルポッカとは?
一言でいえば、雪上パークゴルフです。ルールはパークゴルフが基本です。
でも、普通のパークゴルフとは幾つか異なるところがあります。装備ですが、
かんじきを足にはきます。
ボールはソフトボールほどの大きさのもので、やわらかい感触のものを
採用しています。軽いボールであるからこそ、ゴルポッカならではの難しさ
があります。風や圧雪しない雪面でボールの進むコースが予想できないのが
面白いゴルポッカです。
ホールは設けられず、三角コーンが立てられます。ボールは三角コーンに
当てることによりホールインとなります。ホールを設置しなくなったのは、
積雪が少ないときにポールを立てたのがはじまりで、それが定着したとされ
ています。合計9ホールあり、打数によりスコアを競います。
このようなことから、雪面でも容易にパークゴルフを行うことができる
ようになり、ホールを設置するなどのコース整備も比較的簡単になります。
また、凹凸の雪面と軽いボールのため、テクニックが通用しないので、
老若男女楽しめるスポーツです。
江別発祥のゴルポッカ
ゴルポッカは北海道生まれのスポーツです。北翔大学の寒冷地スポーツ
推進研究グループが考案しました。もとになったスポーツは「ゴルディック」
というもので、紋別市で広まった冬スポーツです。
ゴルディックはゴルフとノルディックの合成語で、歩くスキーやかんじき
をはいて行う雪中ゴルフです。しかし体力的にきついので、これを手軽に
行えるように改良したのがゴルポッカです。
名称はパークゴルフでぽかぽかになるという意味を込めて、名付けられ
ました。冬でもぽかぽか温まるスポーツを楽しんでみるのはいかが?