妙にクセになる! 北海道キャラメルシリーズの「チョコキャラ村」とは

キャラメルコーナーにずらりと並ぶパステルカラーの箱。手にとってよく見ると、何だか不思議なキャラクターが描かれているのに気がつきます。踊るイチゴにサッカーをするアズキ、「いいね!」ポーズをするトウモロコシ……。道内のお土産屋さんでよく見るそのキャラメルとはズバリ、道南食品株式会社の「北海道キャラメルシリーズ」。このパッケージにのっているキャラクターは、「チョコキャラ村」の妖精たちだって皆さんご存じでしたか?

北海道キャラメル、パッケージ今昔

北海道キャラメルシリーズは全10種類。現在のパッケージは全体的に淡色、目を引くキャラクターが載っています。ひとめでシリーズものだとわかりますね。しかしかつては、味ごとに違った素材イメージが描かれていて、色や見た目に統一性のないものでした。

「チョコキャラ村」の構想が生まれたのは2011年。「北海道キャラメルが北海道を元気にするひとつの足がかりになれば」という思いがあったそうです。実際にキャラクターとしてイラストになったのは、2012年6月のこと。yukkyさんにより、イチゴのロベリン、練乳のトロリスキーなど、10人の妖精たちのイメージが出来上がり、北海道キャラメルのパッケージデビューを果たしました。(2016年6月現在12人)

2015年7月には、今までのキャラクターアイコンのみであったところを、動きや各々の性格がイメージしやすいようにリニューアルされ、現在の不思議カワイイパッケージが完成しました。

年齢、関係、日常生活までまるわかり!?「チョコキャラ村」物語サイト

この「チョコキャラ村」の妖精たち、そんじょそこらのパッケージ用キャラクターとは違います。名前だけでなく、年齢、キャラ同士の関係図、そしてキャラ達の日常まで公開されているのです!その詳細は、「チョコキャラ村」の物語サイトを見て知ることが出来ます。

実際にページを開くと、まず「チョコキャラ村」の文字と村の風景が。下にスクロールしてみて、商品紹介やキャラ紹介、マンガやムービーなどの豊富な内容に驚かされます。キャラ紹介や妖精たちの関係図は、妙にリアリティーとユーモアのある内容で、見ごたえ抜群!

チョコキャラまんがは、現在(2016年6月)、第6話まで更新されています。あずキングとバッターの上下関係にはつい「ふふっ」と笑ってしまいますし、ふらメさんの北海道ならではのお話には、皆さん共感出来ると思います。全話必見です。ムービーもあります。

多言語対応!チョベリHAPPYなキャラソングムービー

2016年6月から公開された「チョコキャラ村」のキャラソング、「チョコキャラ村へようこそ!」。歌詞は北海道弁で、「めんこい(かわいい)」のような道民なら誰でも知っている言葉から、「からっぽやんで(ダラダラしながら)」「心臓バフらめく(ドキドキしちゃう)」など、聞き覚えのない言葉も。

字幕は北海道弁、標準語、中国語・繁体字、英語、仏語まで多言語対応しており、世界中の人たちが楽しめます。「子どもたちが口ずさめるように」という思いが込められた、元気でノリの良い曲です。なお、HTBで放映されている番組「エンプロ」で、7月中のエンディング曲として流れる予定だそうです。

イラストも歌も声優も、札幌のイラストレーターyukkyさん

「チョコキャラ村」を描いたのはyukkyさん。北海道倶知安町生まれの方で、テレビCM「あいさつの魔法」で全国的に話題となりました。なんとyukkyさん、「チョコキャラ村」のデザインだけでなくマンガ連載、ムービーの声優、そしてキャラソングの歌までこなしているんです!ムービーでは、声色を変えて各キャラの演じ分けをしているとのこと。キャラソングでは、ハスキーボイスで抜群の歌唱力を披露しています。

6/21同時発売、「ヒグマオウ印北海道産焦がしファッジ」・「北海道がチチチ。」

妖精のなかでエゾほっぺプクリスとヒグマオウだけは、北海道キャラメルシリーズのキャラクターではありません。
エゾほっぺプクリスは今のところ工場見学の案内役に徹しているとのこと。ヒグマオウは6/21発売の「ヒグマオウ印北海道焦がしファッジ」のパッケージに登場。白樺樹液の入ったファッジは、キャラメルと比べて歯にくっつきにくく、食感もホロホロ。






また、同時発売の「北海道がチチチ。」は、北海道牛乳らしい白い色とミルク感を実現したホワイトチョコレート。今までのホワイトチョコレートよりも白くて、クリーミーな食感。コーヒーやミルク、ワインにとてもよく合います。





「チョコキャラ村」のサイトはスマホから手軽に見ることが出来ます。北海道キャラメルを片手に、見てみてはいかがでしょうか。

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