小樽には公式のご当地ゆるキャラがいません。でも、小樽商科大学の商大くんだったり、石原裕次郎記念館のたるピーちゃんだったり、山吹商店のゾンベアーだったりと、さまざまな非公式ゆるキャラ達が日々頑張っています。
その中でも特に、非公式でありながらも公式さながらな活躍をしているのが『おたる運がっぱ』です。
「ゆるキャラグランプリ2012」では、全国865体中187位・北海道内35体中6位と大健闘な成績を記録、全国消防庁北海道支部の火の用心ポスターにも掲載され、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ出演は勿論のこと、「スズキ新型アルト エコ」のTVCMでは北海道代表として、西田敏行さん、香里奈さん、小林星蘭ちゃんと共演し、「エネチャージ、びりびり！」なんてしてしまうという、今まさにジワジワと人気急上昇中のかっぱなのです。
おたる運がっぱってどんなキャラクター？
ここでまず運がっぱのプロフィールをご紹介。
ガラスの浮き玉に乗って「とおいくに」から一人旅の途中、小樽運河に流れ着き、小樽の街と人が気に入って住み着くことになった、お散歩が趣味だけどよく迷子にもなる素直で優しいかっぱの男の子。好きな食べ物はウニ丼と道産アスパラで、かっぱだけど、きゅうりよりアスパラが大好き。
週末に市内に出没する運がっぱは、2013年8月24日(土)に開催された「かま栄海神祭」にも登場しました。
会場にいた老若男女問わず沢山の人に写真撮影され、子供達にも囲まれるほどの人気者。
雨が降る中でもポーズをとってくれたりと親切に応じてくれました。
また、今回は運がっぱの考案元である小樽紙匠堂へお邪魔し、絵本「運がっぱとどさんこリスさんのおはなし」「運がっぱと大きな虹のおはなし」の著者でもある企画担当の吉田真由美さんにお話を伺いました。ちなみに、小樽紙匠堂((株)石井印刷内)の玄関では運がっぱがお出迎え！
2013年11月23日・24日に、ゆるキャラ最大のお祭りと言われている「ゆるキャラ(R)サミットin羽生」に初参加する運がっぱは、本格的な道外のゆるキャライベントは初とのこと。また、2013年9月17日より投票開始の「ゆるキャラグランプリ2013」にもエントリーが決定し、本年度は全国で100位以内のランクインを目標にしているといいます。その理由として、運がっぱが小樽を盛り上げるために生まれてきたキャラクターであり、上位にランクインされることによって、小樽の名前を全国に広めていけるということが挙げられていました。また、小樽市や小樽市観光協会にも頑張りを見ていただきたいという望みも話していました。
全国といえば、今回のCM出演に関しては、実際にテレビを見た地元の方で驚かれた方も何名かいらっしゃるかと思いますが、統括の堰合浩之さんも「運がっぱがCMに出たのは、私達も驚きました！」と話していました。
おたる運がっぱの人気グッズは？
運がっぱの商品は小樽市内の各観光施設で購入できますが、小樽紙匠堂本社でも購入することが可能です。更に最近、新千歳空港でも取り扱っているとの事で、先日、筆者も新千歳空港内にあるお土産屋「スノーショップ」「HASHIBA」「Airport shop Showa」でグッズを発見しました(2013年8月29日現在)。
ここで特に人気の運がっぱグッズをご紹介。
【第3位】おたる運がっぱ缶バッジ(200円)
運がっぱと仲間たちのイラストが入ったものや、「おっきい運がっぱ」の写真入りタイプの缶バッジなど、全23種類が販売されています。「小樽なう。」「小樽土産」などインパクトのある文字入りはお土産に最適。
【第2位】つくつく♪運がっぱ(850円)
ぬいぐるみタイプのストラップ。こちらは単品のものと、「天狗やまぴー」とセット販売のものがあります。このストラップを持って、宝くじを買いに行くファンもいるとか！
【第1位】おたる運がっぱマスコットストラップ(450円)
以前は運がっぱのイラストを基にしたストラップでしたが、昨年「おっきい運がっぱ」が登場し、それに合わせてリニューアルしたストラップです。
おたる運がっぱの今後
今後の目標としては、吉田さんをはじめとした運がっぱスタッフの皆さんが活動していく中で、運がっぱ出没時によく「運がっぱは、小樽の公式キャラクターですか？」と聞かれる事があり、それに対して、非公式で活動している事が申し訳ないと感じる時があるとのことで、ゆくゆくは小樽市の公認を貰い、小樽観光大使のような形で市民や観光客に認められ、より幅広い活動ができればとお話ししてくれました。
また、運がっぱによって、小樽の観光が活性化されれば良いということ、運がっぱが現在行っている市内出没活動をずっと続けて、市民や観光客との触れ合いを絶やさないようにしていきたいということも。
もうひとつは、全国にかっぱのゆるキャラが多数いることから、かっぱのゆるキャラを集めて「かっぱサミット」をやってみたいという夢の競演の希望もありました。
現在、運がっぱは、小樽運河近郊や市内イベント、お祭りでの出没がメインとなっていますが、吉田さん曰く「どんな所にも行きたいと思っていますので、お誘いがあれば行きます。」との事ですので、自分の街やイベントに運がっぱを呼びたい！という方は、小樽紙匠堂へお問い合わせしてみてください。
また、小樽市内店舗の方に、おたる運がっぱのキャラクターを使った商品を考えて販売してもらう「運がっぱと小樽なかよし大作戦」企画も継続中との事ですので、興味を持った小樽市内店舗の方は是非チャレンジしてみてください。現在、企画に参加している「パンのいのまた」では毎週土曜日10個限定で「運がっぱん」を販売中です。
「触ると運がつく」とも言われ、グッズが受験のお守りにもなる運がっぱ。
運がっぱブログやTwitterでは出没情報が更新されるので、是非一度、運がっぱに会いに行って、運を分けてもらってみてはいかがでしょうか。
(一部画像：小樽紙匠堂 提供)
▼小樽紙匠堂
所在地：小樽市相生町8-13 (株)石井印刷内
TEL ：0134-23-8484
おたる運がっぱのがっぱっぱ日記：http://yaplog.jp/ungappa/
運がっぱのつぶやき(Twitter)：http://twitter.com/otaruungappa/
小樽紙匠堂：http://shisyoudou.com/
株式会社 石井印刷：http://ipi-ishii.com/
お問い合わせ(メールアドレス)：ipi-haba@pro.odn.ne.jp
