北海道は日本で一番『体重が重い』地域!? その理由とは

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北海道は日本国内で最も「重い」と言われています。何のことかというと、体重のこと。体重を気にする人にとってはちょっとショッキングな内容かもしれません。

北海道と沖縄の差は?

北海道で体重を測るとき、東京で体重を測るときとでは、わずかながら 北海道で測った体重のほうが「重く」なります。同じく、沖縄と北海道とでは、北海道で測ったほうが「重く」なります。

どれだけの誤差があるかというと、九州と北海道で800分の1の差になっています。わかりやすい例で言うと、九州の100kgの人間は、北海道では 100.125kgに、逆に北海道で60kgの人間は、沖縄に行くと59.92kgになります。

札幌での重力加速度は9.805m/s、那覇での重力加速度は9.791m/s、 ということで札幌からみると-0.14%の差があります。ですから、体重からこのパーセントを足し引きすれば差が出ます。どうしてこうも差が出てしまうのでしょう?

※ちなみに北海道は広いので、実際には9.804m/s~9.807m/sの幅があります。

北海道が重い理由

重力は緯度が高くなるほど重くなっていきます。日本国内では沖縄が最も軽く、一番北の北海道稚内が最も重いということになります。そうなる理由は、地球の自転による遠心力。したがって赤道ほど軽くなりますし、 北極南極で最も重くなります。

日本国内では、3種類の体重計が使用されてきました。本土用、沖縄用、 そして北海道用です。ですので、このような補正された現地の体重計を使用すれば、体重はほぼ同じくなります。最近の体重計では、地域設定ができるようになっていて、微妙なずれを補正することができるようになっているものもあります。