道南食品株式会社(本社:函館市)は2019年7月17日(水)、「JR北海道駅名標キャラメル」を発売しました。JR北海道管轄の全410駅の駅名標をパッケージにしたサイコロキャラメルは、なんと過去最大規模の84パターン。鉄道ファンの心を捉えそうです。
JR北海道には410駅あった!
「水曜どうでしょう」のサイコロの旅などで知られるサイコロキャラメルは、道南食品が製造しています。2016年に生産終了した明治サイコロキャラメルを、子会社の道南食品が北海道限定の土産用商品として復活させました。
2017年12月には、北海道179市町村名をパッケージに印刷した「北海道179市町村サイコロキャラメル」を道内限定・期間限定で発売し、話題になりました。
今回は、数においてはそれを上回る410駅。「北海道179市町村サイコロキャラメル」は36通りでしたが、「JR北海道駅名標キャラメル」は84パターンにもなります。
全410駅は、JR北海道管轄の在来線408駅と、北海道新幹線駅の木古内駅、奥津軽いまべつ駅(青森県)の2駅(2019年4月現在)。現在運休中の日高本線・鵡川以遠も含みますが、第三セクターの道南いさりび鉄道(五稜郭駅―木古内駅間)の駅は含みません。
全駅をリストアップすると、北海道にはこんなにも駅があったなんて!と驚くこと必至です。
サイコロは5の目で確認!
「北海道179市町村サイコロキャラメル」よりもコンプリートするのが難しいと言える「JR北海道駅名標キャラメル」。5駅を1パターンとし、5個セットで販売されているので、一度に25駅を集められます。一度も重複しないでスムーズに購入していったとしても、少なくとも17回は購入することになります。
ただ、今回はサイコロのパターンの数が多いので、ほしいサイコロはどのように探したら良いのでしょうか。
今回のサイコロキャラメルは、5の目で確認するのがポイントです。6の目は「JR北海道駅名標キャラメル」と書かれた面ですので、1~5の目に駅名が書かれています。6の目の右側が5の目になります。道南食品では、配置表を作成・公開しており、そのリストで5の目をチェックしながら、コンプリートを目指すのが良いでしょう。
▼6の目の右隣の5の目で確認
一つのパターンには、路線でつながっている5つの駅がプリントされています。例えば、大沼公園駅、大沼駅、仁山駅、新函館北斗駅、赤井川駅。この5つの駅は函館本線にある駅で、森町から北斗市、七飯町に位置しています。
駅名標は1駅につき1回使用していますが、例外もあります。北海道新幹線と在来線函館本線の駅である新函館北斗駅、渡島砂原周りに分岐する森駅、室蘭駅方面に分岐する室蘭本線 東室蘭駅、日高本線と室蘭本線が分岐する苫小牧駅、室蘭本線と千歳線の分岐駅 沼ノ端駅、室蘭本線と石勝線と分岐駅 追分駅、函館本線から札沼線が分岐する桑園駅、根室本線と富良野線が乗り入れる富良野駅、根室本線と釧網本線が乗り入れる東釧路駅は路線のつながりのために2つプリントされます。
また、北海道新幹線のパターンでは、新函館北斗駅、木古内駅、奥津軽いまべつ駅の3駅のほか、新幹線マークが3と4の目に描かれます。
参考小売価格は税込200円。よく使う路線の駅を集める、同じ振興局管内の駅を集める、行ったことのある駅を集める、全駅コンプリートするのもいいでしょう。全部集めて路線のとおりに並べて写真を撮ると自慢できそうです。
(写真提供:道南食品)