- 2023/06/28
なんこ、がたたん、がんがん鍋―炭鉱マンが愛した空知の郷土料理とは
北海道内にはかつていくつかの炭鉱があり、炭鉱によって栄えていた町がありました。炭鉱の閉山と共に活気を失う町も多かったものの、鉱夫とその家族がその地に築いた文化は、今も地元に残っています。中でも体が資本の鉱夫たちが大切にしていたのが、食。そこで今回は、空知の産炭地で育まれた食文化を3つご紹介します。
北海道内にはかつていくつかの炭鉱があり、炭鉱によって栄えていた町がありました。炭鉱の閉山と共に活気を失う町も多かったものの、鉱夫とその家族がその地に築いた文化は、今も地元に残っています。中でも体が資本の鉱夫たちが大切にしていたのが、食。そこで今回は、空知の産炭地で育まれた食文化を3つご紹介します。
札幌には一風変わったあんぱんがあります。あんぱんと言うよりも月餅のような、お菓子に見えるその形。名前を「月寒(つきさむ)あんぱん」と言います。札幌に住んでいる人にとっては、小さな頃からある、誰もが食べたことのある、なじみの深い「月寒あんぱん」。それゆえ、あんぱんという名称が付いているお菓子なのだと認識されているのです。販売元の月寒あんぱん本舗に詳しく教えてもらいました。
北海道は中頓別に、約75年間にわたって地元に愛されてきた老舗菓子店がありました。その店が事業継承することになり、リニューアルオープンを果たしました。受け継いだのは、札幌出身の20代のひとりの若者です。
1日2000個も売れるアップルパイがある!?砂川スイートロードにあるお菓子屋さん「ナカヤ」を紹介します!「おいしいお菓子をもっと作っていきたい」という思いを支えに、地元の活性化にも貢献を続けています。アップルパイの他にも美味しいお菓子をたくさん掲載していますので、ぜひ一度足を運び、素材にこだわった安心・安全の絶品お菓子を堪能してみて下さい!
「すながわスイートロード」のお店を取り上げているこのコーナー、今回は和菓子を専門に扱うお店をご紹介します。創業当時から砂川で和菓子を作り続ける「吉川食品」です。さて、今回はどんなお菓子たちと出会えるのでしょうか?
「冷燻」というものをご存じでしょうか。昔から受け継がれる燻製の手法ですが、時間も手間もかかるため、それほどポピュラーではありません。そんな冷燻を約70年間、3代にわたって守り続けてきた店が余市にあります。「燻製屋 南保留太郎商店」(以下南保留太郎商店)です。果たして冷燻とはどういうものなのか、どんな燻製に仕上がるのか、実際に作っているところを見せてもらいました。
ここ数年のうちに定山渓を訪れたことのある人なら、温泉街の中心部におしゃれなカフェがあるのを覚えているのではないでしょうか。店頭の赤い幕が印象的な「J・glacee」(ジェイ・グラッセ)というお店です。なんでもスイーツが自慢で、地元で採れる新鮮なフルーツを使って作っているのだとか。佇まいも含め、いろいろとこだわりの見え隠れするこのお店、お邪魔して話を聞いてみました。
アイスやジェラートなどの有名店が多い長沼町に、1950(昭和25)年から続く老舗和菓子店があります。実に70年以上の長きにわたり地元に愛されてきた「森下松風庵」です。たくさんの商品が並ぶ店内ですが、中でもいちばん人気なのが「かりんとう饅頭」なのだそう。森下松風庵の長年に渡る人気の秘密を紹介します。
小樽の街並みを歩いていると「北一硝子」という文字を頻繁に見かけます。それもそのはず、北一硝子は一世紀以上も前からこの地でガラス製品を販売し続け、小樽の発展と共に成長していった会社なのです。その歴史を紐解きつつ、北一硝子三号館とそれぞれに扱っているガラス製品について、ご紹介していきましょう。ガラスのキラキラした魅力に、きっと虜になりますよ。
熱々鉄板のミートソーススパゲッティの上に、どどーんと乗ったトンカツ。誰もが魅了されずにはいられないその料理、北海道民なら、もっと言えば釧路市民なら、一目で「あぁ、あれね」と頷くはずです。その名は「スパカツ」。釧路市発祥のローカルフードですが、今や道内のあらゆるお店で食べられるほど人気を得ています。改めて、みんな大好きスパカツのルーツを追ってみました。
北海道は、言わずと知れたスイーツ天国。特に新鮮な牛乳を使ったアイスやソフトクリームは、チェックしておきたい有名店が目白押しです。北海道ファンマガジンでも、これまでさまざま紹介してきました。今回取り上げるのは、実は超人気店が集まる激戦区、夕張郡の長沼町周辺です。長沼周辺で食べられる冷たいスイーツ5選、五十音順で、いざ!
「蕎麦」という単語で、頭に映像を思い描いてみてください。浮かんだのは、茶色い「田舎蕎麦」ですか、それとも白っぽい「更科蕎麦」でしょうか。実は、同じ質問を釧路市民にすると、多くの人が緑色の蕎麦を思い描くのです。確かに緑色の蕎麦というのもありますが、それが最初に浮かぶというのは、少し特異な感じがします。なぜ、釧路の人は「蕎麦」=「緑色」なのか。その謎を解明すべく、釧路へと向かいました。
地元の人々に愛され続ける名物料理、それは地元の宝もの。小樽にも、そんな宝ものがあるという話を聞きました。20年以上前に生まれた「きまり丼」です。そのおいしさは評判となり、大人気になりましたが、10年ほど前に惜しまれつつ提供が終了。それが2年の時を経て、違う店で復活しました。そのいきさつとは、そしてその丼とはいったいどういうものなのでしょうか。