【小樽市】2013年11月16日(土)・17日(日)の2日間、今年で第6回となる『小樽しゃこ祭』が開催されました。昨年までの会場とは場所が変わり、会場は小樽港第3号埠頭多目的広場と、第二会場の新南樽市場の2つに分かれての開催。今回、筆者は小樽港第3号埠頭多目的広場会場へ足を運んでみました。
会場入り口には、しゃこ祭 公式キャラクターの「荒波しゃこ次郎」が描かれた会場案内看板やしゃこ祭りののぼりが飾られていました。
会場内に入ると、テントの数々と海鮮を焼く良い香り。
小樽産しゃこは、他の地域のしゃこ漁とは違う漁法で捕られていることと、大きなしゃこが集まってくる環境であるため、他の地域のものと比べてサイズが大きいのが特徴。
そんな小樽産しゃこを使用した茹でしゃこ、しゃこ鍋、しゃこをアレンジした料理や小樽の物産品といった各店自慢のメニューの数々が販売されていました。
中でも、しゃこをアレンジした料理のバリエーションは幅広く、しゃこ入りのパエリアやチャンチャン焼き、しゃこチゲ、しゃこ入りの小樽あんかけ焼きそば、しゃこボールなど、「これにも しゃこが!?」と驚くような料理が来場者の目を惹いたのでした。
出店コーナー近くには椅子とテーブルが常備された休憩テントもあり、できたての料理をその場で食べる事もできました。テーブルに山盛りのしゃこを置いて一生懸命皮をむく家族連れの姿も。
ちなみに筆者は昼頃に会場に着いたのですが(開始は午前10時より)、既に『しゃこ汁』をはじめとした出店ブース何店かは長蛇の列、列が無いかと思えば既に商品が完売してしまったブースもあり、しゃこ祭の盛況さを思い知らされたのでした……。
その中で筆者がとりあえず食べたものをご紹介。
まずはお馴染み『小樽ビール』。
こちらでは「しゃこパスタ」「しゃこおでん」を販売。
「しゃこパスタ」には、しゃこが丸ごと一匹入っており、イタリアンな雰囲気に意外と溶けこんでいます。
『北宝堂』では「しゃこ入り海鮮餃子」「しゃこ入り海鮮ワンタンスープ」を販売。
「しゃこ入り海鮮ワンタンスープ」は”しゃこダシスープ”の謳い文句のとおり、磯の香りたっぷりの塩味が効いたものとなっています。
この後、しゃこピザを食べようと他ブースの行列に並ぶも、販売直前になって「しゃこ完売のため、普通のピザで販売します!」と店員からのアナウンスもあり、結局しゃこピザは食べる事ができませんでした。
飲食の出店以外にも、学べるブースもありました。
東海大学の生物学部海洋生物科学科のブースでは、滅多に見る事はできないであろう生きているしゃこの生態を水槽から見ることができ、小樽のシャコと世界のシャコの違いをまとめた「しゃこパネル」コーナーもありました。また、小樽商業高校のブースでは、しゃこを一尾そのまま使った「しゃこせんべい」が販売されたり、しゃこ次郎缶バッジが貰えるクイズも開催されていました。
小樽産のしゃこを食べて、更に学べることができる『小樽しゃこ祭』。
本年度の盛況具合を見ると、お目当てのしゃこ料理をお腹いっぱい食べたい方は、次回は開始時間に合わせて行った方が良いかもしれませんね。
▼小樽しゃこ祭 公式Facebook
https://www.facebook.com/otarushako