住所 | 十勝管内足寄郡陸別町字利別川上94 | |
開駅 | 1911年(明治44年)9月25日 | |
由来 | アイヌ語「ポントシベッ(子である利別川)」から。 | |
キロ | 起点の池田駅から累計93.5km |
← 川上駅6.3km | 置戸駅15.9km → |
詳細 無人駅だが、かつて1986年までは有人駅で、交換駅としても活躍していた。現在1番ホームの向かいに埋もれた2番ホームがある。1986年2月には意図的に駅舎を丸ごと氷付けさせたことが話題となったというエピソードもある駅。快速銀河の停車駅で、十勝管内最後の駅。 その駅舎は、ふるさと銀河線駅舎改築の流れの先駆けとして、1990年12月20日に改築されてしまったが、新駅舎はお洒落で立派なものに生まれ変わった。天窓付の円錐の屋根と、ちょっとした会館のようなコミュニティセンターが併設されている。駅前広場には近くにある日産自動車テストコースから、NISSANの温度計が設置されている。 大正13年の乗降客数合計4万4千人いたとされている。林業が盛んで、木材輸送の駅ともなった。この駅を出ると、置戸駅へ向けて峠越えがあるため、かつて給水駅としても大変重要であった。開駅当初は駅員が10名もいたというから驚きだ。現在では駅前の集落はひっそりと静まり返っている。国道側からは入れず、わき道の踏切を渡って小利別市街地のほう(旧国道)から入らなければいけない。 小利別駅~置戸駅間はふるさと銀河線の中で最も長い駅間15.9kmである。最大20‰とされる峠を越えなければならないから。かつて国道242号の釧北峠付近の線路には釧北信号所があった。また、積雪が多い場合は小利別~置戸間で運休もあったという。 |
2006年3月18日現在の時刻表※池田駅の上り・北見駅の下りは着時刻
上り | 下り |
7:00 置戸→池田 8:26 北見→池田 10:11 北見→帯広(快速) 15:35 北見→池田 17:37 北見→池田 18:54 北見→陸別 | 6:17 陸別→置戸 8:59 池田→北見 11:56 池田→北見 16:14 帯広→北見(快速) 18:17 池田→北見 19:57 帯広→北見 |
※上り6本、下り6本、うち快速1往復
駅構内線路図(略図)