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日本遺産「炭鉄港カード」23種を配布開始!12市町を巡って集めよう

  

炭鉄港推進協議会(事務局:赤平市、空知総合振興局)は、日本遺産「炭鉄港カード」23種類を制作、配布を開始したと発表しました。また、これにあわせて、12市町を巡ってすべて集めると先着100名に特製品3点がもらえるコンプリートキャンペーンも開始しました。

認定から1年!日本遺産「炭鉄港」

日本遺産「炭鉄港カード」23種を配布開始!12市町を巡って集めよう

「炭鉄港(たんてつこう)」は、空知の「石炭」、室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」、それらを繋ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた、北海道近代化の礎となった歴史・産業遺産のストーリー。2019年5月20日に、北海道4つ目の日本遺産「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』~」として認定を受けました。

「炭鉄港」の日本遺産への申請や認定後の関連事業の推進を協議する目的で設置された炭鉄港推進協議会ではこのたび、日本遺産に認定された「炭鉄港」の認知度向上と、構成文化財が所在する各地域への周遊を図るために、「炭鉄港カード」を制作しました。

全23種類のカードを12市町で配布

このカードは、「炭鉄港」の構成文化財の一部を紹介する内容で、全23種類。

日本遺産「炭鉄港カード」23種を配布開始!12市町を巡って集めよう

「炭鉱」分野からは石炭大露頭「夕張24尺層」(夕張市)や三菱美唄炭鉱竪坑櫓(美唄市)など11種、「鉄鋼」分野からは工場夜景と企業城下町のまちなみ(室蘭市)、「港湾」分野からは小樽港北防波堤(小樽市)、「鉄道」分野からは旧手宮鉄道施設(小樽市)や旧三井芦別鉄道炭山川橋梁(芦別市)など7種、合計20種です。

また、特別な人物カードも用意。工業都市 室蘭の礎を築いた実業家「井上角五郎」、日本の近代土木工学の礎を築き、小樽の北防波堤の建築に関わった「廣井勇」、アメリカの鉄道技術を北海道に伝えたアメリカ人「クロフォード」の3種のカードがあります。

実際のカードは「炭シリーズ」「港シリーズ」「鉄シリーズ」にわけて色分けされています。各構成文化財の名称と写真、所在自治体名と、一言コメントが記されています。人物カードの場合は生年と没年が記された縦長のカードとなっています。

配布場所は、該当する構成文化財が所在する12の自治体の施設となっています。一つの自治体に1~3のカードが設置されています。カードごとに配布場所が異なるので下記一覧をご確認ください。(※カード名のあとのカッコ内は配布場所です)

日本遺産「炭鉄港カード」23種を配布開始!12市町を巡って集めよう

赤平市

01【炭鉱】北炭赤間炭鉱ズリ山
(赤平市交流センターみらい)
日本一の階段数を有するズリ山

02【炭鉱】住友赤平炭鉱立坑櫓・周辺施設
(赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設)
立坑櫓内部を見学できる国内唯一の施設

夕張市

03【炭鉱】夕張の石炭大露頭「夕張24尺層」
(夕張市石炭博物館)
大地の力を現代に見る

04【炭鉱】旧北炭滝ノ上水力発電所
(道の駅 夕張メロード)
当時の原形が保たれた水力発電所

岩見沢市

05【鉄道】旧北海道炭礦鉄道岩見沢工場 [岩見沢レールセンター]
(炭鉱の記憶マネジメントセンター)
北海道近代化を支えたレンガ造りの工場

06【鉄道】朝日駅舎
(炭鉱の記憶マネジメントセンター)
石炭運搬と住民生活を支えた駅舎

美唄市

07【炭鉱】三菱美唄炭鉱竪坑櫓
(HOTEL BIJIKOインフォメーションスペース)
鮮やかな紅色が映える竪坑

08【炭鉱】旧栄小学校 [安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄]
(安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄内ギャラリーまたはカフェアルテ)
北海道近代化の歴史と芸術の融合

芦別市

09【炭鉱】星槎大学 [旧頼城小学校] 校舎及び体育館
(道の駅 スタープラザ芦別)
国内でも稀な規模のレンガ建築物

10【鉄道】旧三井芦別鉄道 炭山川橋梁
(星の降る里百年記念館)
当時の情景がそのまま残った鉄道橋梁

三笠市

11【炭鉱】北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓
(三笠市立博物館)
現存する道内最古の立坑

12【炭鉱】幌内変電所
(三笠市観光協会)
当時の佇まいを残す変電所

特【人物】クロフォード
(三笠鉄道記念館)

空知管内栗山町

13【炭鉱】小林酒造建造物群
(北の錦記念館)
炭鉱マンが愛した酒に酔う

空知管内月形町

14【炭鉱】樺戸集治監本庁舎
(月形樺戸博物館)
北海道の開拓を担った功労者の歴史をたどる

空知管内沼田町

15【鉄道】クラウス15号蒸気機関車
(ほろしん温泉ほたる館)
国内最古の小型蒸気機関車

胆振管内安平町

16【鉄道】蒸気機関車D51 320号機
(道の駅あびら D51ステーション)
元機関士たちによる手入れが行き届いた貴重な1両

小樽市

17【港湾】小樽港北防波堤
(小樽市観光物産プラザ)
100年以上荒波に耐える防波堤

18【鉄道】旧手宮鉄道施設 [機関車庫三号]
(小樽市総合博物館本館)
石炭輸送の起点となった鉄道施設群

特【人物】廣井勇
(小樽港湾事務所みなと資料コーナー/小樽堺町通り商店街観光案内所)

室蘭市

19【鉄鋼】工場景観と企業城下町のまちなみ
(室蘭市民俗資料館)
夜景鑑賞の人気スポット

20【鉄道】室蘭市旧室蘭駅舎
(室蘭市旧室蘭駅舎)
北海道内最古の木造駅舎

特【人物】井上角五郎
(北星株式会社=旧三菱合資会社)

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コンプリートカードなどがもらえるかも?

日本遺産「炭鉄港カード」23種を配布開始!12市町を巡って集めよう

炭鉄港カード23種類の配布に合わせて実施されるのが、コンプリートキャンペーン。カード全23種類を集めて、カードをカメラで撮影して電子メールで応募した先着100名には、コンプリートカード、特製カードホルダー、炭鉄港オリジナル鳥瞰図ポスターの3点をプレゼントする予定です。(応募先は北海道空知総合振興局の炭鉄港カードページ)

カード配布期間は、2020年6月19日(金)~2021年3月31日(水)。カードは各3000部を用意していますが、なくなり次第終了となります。コンプリートキャンペーンは2020年9月30日(水)までなので、早めに取り掛かるのが良いでしょう。

(炭鉄港カード画像提供:炭鉄港推進協議会)

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