国内初!無人自動配送ロボットが石狩の車道を自動走行する姿がかわいい

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都府京都市)は2021年8月16日、「無人自動配送ロボットによる工業地域向けロボットシェアリング型配送サービス」の実証実験を、石狩市石狩湾新港の公道でスタートしました。

車道をゆっくり走るロボット

同社が実証実験で走らせるのは、ミニカー(全長2.5メートル以下×幅1.3メートル以下×高さ2メートル以下)に準ずる大きさで、最高時速15キロメートルの無人自動配送ロボットになります。

実際に走行の様子を動画でご覧いただきましょう。

ロボットの外観は、赤と白のツートンカラーのボディーで、4輪走行。突起物部分を含めると人の背丈ほどの高さになります。ライトやテールランプがそれぞれ2つ点灯し、交差点を曲がる際にはウインカーも点滅します。ゆっくりと走るその姿はかわいらしいです。

これまで国内で行われてきた自動配送ロボットの公道走行実証実験では、小型で低速のロボット(歩道走行が可能な電動車いすに準ずる大きさ・速さということ)が中心でした。しかし、今回はそれよりも大型で高速です。無人自動配送ロボットが歩道ではなく車道を自動走行する実験は国内初といいます。

石狩湾新港エリアの地域内事業者でシェアリング

ロボットには、複数サイズのロッカー20個(左側面5個、右側面15個)を搭載。運送会社(ヤマト運輸)・クリーニング工場(エンパイアー)・コンビニエンスストア(セコマ)などエリア内の商品・輸送貨物を集荷し、効率的なルートを選択したうえで走行・配達します。荷物の預け入れ・受取・ロッカー開閉などはスマートフォンで管理します。

新型コロナウイルス感染症の影響により、遠隔・非接触の物流ニーズが高まり、配送における人手不足が加速するとされています。今回の実験は、そうした課題解決に向けたモビリティサービスの開発の一環となります。

無人自動配送ロボットシェアリングのイメージ( (C)京セラコミュニケーションシステム )

走行エリアは石狩市石狩湾新港、樽川公園近くの道道225号小樽石狩線と国道337号に挟まれた地域(石狩市新港西1丁目と3丁目の一部)で、外周3キロメートル、走行ルート総延長は5キロメートル。

北海道運輸局から保安基準緩和認定を受け、北海道警察から道路使用許可を取得し、石狩市の協力を得て実施。走行状態を常に監視しながら、時には遠隔操作に切り替えるなどして走行することがあるとのことです。

実証実験の期間は8月16日から9月中旬までを予定しています。