ハイボールと聞いて、どんなイメージを思い浮かべるでしょう? ゴクゴク飲めて、爽やかなイメージ? 濃い味つけの料理にも合うイメージ? なるほど、確かに従来のハイボールは、そうだったかもしれません。しかし、この度アサヒビールが北海道限定で新発売するハイボールは、ちょっと違います。果たしてどこがどう違うのか、新商品「ブラックニッカ ハイボール香る夜」について伺ってきました。
まったく新しいコンセプトのハイボールが生まれたワケ
「ブラックニッカ ハイボール香る夜」が道内限定で新発売されるのは、2018年4月3日(火)。まずはそのパッケージデザインに驚かされます。これまでのハイボールにあったような、爽快なパンチの効いたイメージとは真逆とも言うべき、まったりとした大人っぽい雰囲気です。
▼缶の色合いもシックな感じ
「これまで、ハイボールは食中に飲むものだと思われてきました。しかし、数万人規模の調査を実施した結果、それが違っていたことがわかったんです」
とおっしゃるのは、アサヒビールマーケティング本部の榊原守弥さん。え、みんな揚げ物とかガッツリ食べながら飲んでるんじゃないんですか?
「実は、食後に飲まれている方が意外に多いことがわかりました。4割ほどがくつろぎながら、例えば音楽を聴いたりスマホを見たりしながら、ハイボールを楽しまれているらしいんです」
そう続けて教えてくださったのは、同じくマーケティング本部の坂本英一さん。
▼担当副部長の榊原守弥さんと、副課長の坂本英一さん
それならば、一日の締めくくりに隣に置けるような、リラックスシーンに似合うハイボールを作ろう、と開発されたのが「ブラックニッカ ハイボール香る夜」というわけです。
「ゆったり落ち着いた環境で飲むというのは、ハイボールの表現としてかなり新しい考え方なので、私たちにとっても挑戦でした。最初は、社内でも反対の声があったほどです」(榊原さん)
「理想としては、時間が経ってもおいしさが長持ちするもの。普通は缶を開けると時間と共に味が落ちていきますが、ゆっくり飲んでも最後までおいしく、余韻が残るもの。そんなハイボールを目指して開発しました」(坂本さん)
そうして出来上がったのが、今回の新商品だったというわけです。
実際に飲んでみた率直な感想は?
さて、お話を伺っていると、自ずと期待も膨らみます。これはもう、飲むしかないでしょう。
▼「お、これは……!」
なるほど、なるほど。実際に飲んでみると、確かにこれまでとは違う、まったく新しいタイプのハイボールだということがよくわかります。炭酸は控えめで、ウィスキー本来の香りが口に広がります。「余韻つづく」と書かれてあるように、飲んだ後にもバニラのようなほのかな甘さが残ります。あぁ、これは、しみじみおいしい。
マーケティング本部の榊原さんと坂本さんに、おすすめの楽しみ方を教えてもらいました。まず楽しみ方その一は、もちろん、リラックスしてくつろいで飲むということ。
▼その二、音楽を聴きながら、程よい炭酸を楽しむ
▼その三、夜景を眺めつつ、豊かなモルトを味わう
▼その四、気心の知れた相手と語らい、長く続く余韻を共有する
一日の締めくくり、自分にとって大切な時間に寄り添ってくれる「ブラックニッカ ハイボール香る夜」。ハイボールのイメージをがらりと変えてくれるのはもちろん、ハイボールとの新しい付き合い方が始まる予感です。出会ったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
(撮影:laufen克/モデル:齋藤直輝)