【札幌市】これまで「リーズナブルに昼食を楽しめる官公庁食堂を紹介するシリーズ+α」と銘打ち、なるべくワンコイン以下で食べられるランチメニューを紹介してきた。この時代にワンコイン以下なんてそれほど多くないだろうと思っていたら、イヤイヤイヤ。それが意外とあるのだ。今回は、地下鉄東西線の大谷地駅と地下で繋がっている札幌市交通局本局にある「交通局本局食堂」だ。
迷ってしまうほどメニューが豊富
驚くのは、地下の入口を入ったところに食堂があるということ。「玄関を開けたら2分でご飯」という宣伝が昔あったが、まさにそんな感じなのである。
▼地下鉄で行けば地下で繋がっているのでビルを見ることなく食堂に行くことができる
食堂の入口を入ると食券販売機がある。メニューがかなり豊富だ。どれを食べようかな、と優柔不断な筆者はすぐに決められない。どれもおいしそうだからだ。
▼地下入口を入るとすぐに食堂がある
▼メニューが豊富なので迷ってしまうこと間違いナシだ
券売機の奥にテーブルが並べられている。数えてみると110席あった。これだけ席があっても、昼食時には満員になるという。
▼席は全部で110席。テーブルとテーブルの間の空間が広いので圧迫感がないのがいい
他の食堂より量が多めなのがうれしい
店長の木村さんにこの食堂のこだわりなどを聞いてみた。「お客さまのほとんどが仕事をしている人なので、量を多めにしています。他の食堂さんよりもかなり多めになっていると思います」とのこと。
人気メニューは日替わり定食。日替わりにもいくつか種類があって、500円で食べられる「びっくりランチ」と「わくわくランチ」、530円で食べられる「おすすめランチ」が定番だ。「びっくりランチ」はおかずと小鉢とご飯とお汁、「わくわくランチ」は丼とサラダがセットになっていて、「おすすめランチ」は「びっくりランチ」よりも小鉢が1品多い。
▼びっくりランチ。この日のメニューはコロッケだった
またちょっとだけ高価だが昼食膳も人気がある。昼食膳はスープカレーや海鮮丼などが多いという。ちなみに昼食膳は600円だ。
▼これが昼食膳。この日のメニューはスープカレーであった
そして人気のルウカレー。海老カレーやハンバーグカレーや唐揚げカレーなど、いくつか種類があるが、いちばん人気はカツカレー(580円)だ。豚肉に三元豚を使っているので、カツがおいしい。
▼三元豚を使ったカツカレー。カツが厚くて大きい
▼味噌ラーメンは450円で食べられるのだ
地下鉄駅と直結している便利さ、量が多くておいしいからありがたい、しかも値段がリーズナブルだから嬉しい。大谷地に行く人はぜひ寄っていただきたい食堂だ。
▼札幌市交通局本局食堂
札幌市厚別区大谷地東2丁目4-1 [地図]
TEL:011-896-2115
営業時間:11時~14時
定休日:土・日・祝