サクラマス節を蘭越の新たな名物に―PRキャラ「シャケ武士」も誕生

【蘭越町】「サクラマス節」を商品化し、蘭越の新たな名物にしようという動きが町内で活発化している。それに合わせ、先月(2013年11月)にはPRキャラクター「シャケ武士」もデビュー。2014年冬頃には、サクラマス節を使った美味しいお茶漬けが誕生する予定だ。

なぜ蘭越でサクラマス節?


蘭越といえば米どころで「らんこし米」が特産である。清流・尻別川流域の自然豊かな地に実るお米は、寒暖差のある最適な気候も手伝って、質・味ともに高評価を得ている。その蘭越町で現在、『サクラマス節を米に匹敵するくらいの特産品に』と、町内で農業を営む人たちで構成される「4Hクラブ」が主体となり開発を進めている。

サクラマス節は、カツオ節のようにサクラマスの身を乾燥させたもの。カツオ節や鮭節はよく聞くが、高級なサクラマスに限定したものとなると全国的にもあまり例はない。しかし、なぜ蘭越でサクラマスなのだろうか。

米以外の食品を売り出したい町は、近隣の京極町にあるサクラマス養殖試験場で研究後に不要となり処分されてきたサクラマスに着目した。これを有効活用できないかと、4Hクラブが譲り受け、サクラマス節に加工し商品化するための研究開発がスタートしたという。



しかし、現時点では町内には加工工場がないため、鮭節を製造している釧路の工場にサクラマス節の試作を依頼。試作品はダシが濃厚で美味だったことから、既存の鮭節よりもプレミアムな『サクラマス節』を町の特産加工品として売り出す計画を進めることとなった。

「シャケ武士」でサクラマス節をPR!


こうして開発が進むサクラマス節と蘭越町のPRの架け橋として、2013年11月20日に蘭越町非公式キャラクター「シャケ武士」がデビュー、インターネット上からのPR活動を開始した。

シャケ武士は、サクラマス節を蘭越特産にすべく立ち上がった武士の一人。魚類と武士をモチーフに、無鉄砲な性格で、行動理念は武士道に順ずる、好きな言葉は”子孫繁栄”という設定のキャラクターである。Twitter( @Shake_Busi )では、サクラマス節を中心に、蘭越町のPRも積極的に行っており、今後はグッズ販売も計画している。

サクラマス節は、いつどこで味わえる?

美味なサクラマス節は、いつどこで味わえるのだろうか。サクラマス節プロジェクトの広報担当者によれば、2014年冬頃を目処に、サクラマス節をダシとして使ったお茶漬けを町内の「街の茶屋」(蘭越町130番地、国道5号線沿い)で販売する計画である。小売できるほどサクラマスを確保できないことなどを理由に、サクラマス節のパック販売はせず、蘭越町に行かなければ味わえないご当地ものとして展開していく予定だ。

蘭越町の新たな魅力としてサクラマスを前面に出し、観光客を集め、町を活性化する取り組みは、これから成果をみる。『蘭越のサクラマス節っておいしいよね』、そういう声が聞かれる時がやってきそうだ。

<取材協力・写真提供>
サクラマス節プロジェクト広報担当・清水達仁さん

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